三日月の夜は備中神楽を。星空のまち井原市で「美星 三日月神楽」が開催

岡山県井原市美星町はアジアで最初に星空保護区に認定されたまち。そんな美星町で開催される夜のイベント「美星 三日月神楽」をご紹介します。

神々が楽しむ神楽を三日月前後の週末に

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 岡山県西部地域を中心に伝承されてきた「備中神楽」が、岡山県井原市美星町にて期間限定で行われます。
 神楽は荒神様を招いて舞を奉納する、神々が楽しむ芸能として伝えられてきました。備中神楽は国の重要無形民俗文化財に指定されている歴史ある舞。荒々しさと荘厳さのある舞や、神楽太夫による独特なアドリブ、太鼓奏者との漫才のような掛け合いなど、コミカルな演技も見どころのひとつです。

神楽1

 従来、神社などで秋から冬にかけて行われる神楽ですが、今回は星空保護区に認定されている美星町で、三日月になる前後の週末に「三日月神楽」と名して披露されます。
 本来、夜から明け方まで夜通し行われることが多く、食事やお酒を飲みながらの鑑賞も少なくない備中神楽と同様に、飲食自由なので食事やお酒を楽しみながら神楽を堪能することができます。

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 場所は、中世夢が原 美星吉備高原神楽民族伝承館。神楽を鑑賞の後、外にでたら美しい三日月と満天の星空がみられるかもしれません。

 迫力ある備中神楽と星空を満喫しに、ぜひ足を運んでみては。詳しくは、美星町観光協会ホームページにてご確認ください。

チラシ

開催日:令和6年7月6日(土)、20日(土)、8月10日(土)
場所:中世夢が原 美星吉備高原神楽民族伝承館
時間:開場17時30分、公演18時~20時
定員:各回40名
料金:前売券 大人3,300円、子供1,100円(小学1~6年生まで)、幼児無料(小学1年生未満)、食事付前売券 大人4,950円、子供2,750円、当日券 大人3,850円、子供1,650円 ※すべて税込

協力/岡山県備中県民局みらいづくり支援事業、美星町地域おこし協力隊