松葉がにからサウナまで。鳥取県琴浦町のふるさと納税おすすめ3選

鳥取県の真ん中、北は日本海、南は中国地方最高峰の大山に面し、雄大な自然が広がる琴浦町は、清らかな水と肥沃な土壌に恵まれた食材の宝庫。 そんな琴浦町のおすすめ返礼品について、ふるさと納税を担当する西本賢司さんに伺いました。

いちばん人気は冬の味覚「松葉がに」

琴浦の松葉がに

 いちばん人気は「松葉がに」。鳥取県を代表する冬の味覚です。「暖流と寒流が交じり合うプランクトンが豊富な漁場で育つため、日本海の上質なうま味が凝縮され、甘味に優れています」と、西本さん。境港で水揚げされたカニは生きた状態で流通され、浜ゆでの場合も一度も冷凍することなく届けられるとか。「冷凍を繰り返して水分が抜け、一緒にうま味も流れてしまうようなことはありません。上品な味わいが特長で、口の中でふわっと広がる食感はまさに絶品です」。

松葉がにの身を取り出す

 返礼品は、「生」と「ボイル」の2タイプがあり、初めての人や料理が苦手な人は、届いてすぐに調理できるボイルがおすすめだそう。

白バラ牛乳をたっぷり使ったお菓子の定期便

白ばら牛乳のふるさと納税定期便

 もう1品のおすすめは、「白バラ牛乳」製品の定期便です。「白バラ牛乳を知らずして鳥取県の魅力は語れないといわれるほど、白バラ牛乳は鳥取県民が愛するソウルドリンクなんです」と西本さん。徹底した品質管理でおいしさを追求した白バラ牛乳は、優しい甘さとコク、すっきりしたあと味が特長。県内の学校給食でも活用され、親しまれているとか。

 そんな生乳をたっぷり使用したアイスクリームや飲むヨーグルト、みるくまんじゅうなどの乳製品が3度にわたり届けられる人気の返礼品が「白バラ定期便」。「どれもおいしいですが、まずはバニラのアイスクリームを食べていただきたいですね。ミルク風味が濃厚で、明日もまた食べたくなる味です」。

国立公園内初のサウナが返礼品に!

一向平キャンプ場のサウナ

 そして、2021年に初登場した注目の返礼品が「本格フィンランド式サウナ1日利用券」。
 大山隠岐国立公園内にある「一向平(いっこうがなる)キャンプ場」に2020年10月にオープンしたサウナで、当日中なら何度でも利用できます。西本さんいわく、「本場フィンランドのサウナ浴同様、自分でサウナストーンに水をかけるセルフロウリュや、大山天然水かけ流しの水風呂などが楽しめます」。

 キャンプとサウナがともにブームになるなど、世の中のニーズにマッチ。国内唯一の国立公園内にある珍しさもあって、ゴールデンウィークには約200人待ちになった人気施設なんだそう。大自然の中のサウナはまた、格別! 「公園内でバーベキューもできますし、日本の滝百選に選ばれた大山滝までのハイキングコースもありますので、ご家族で楽しんでいただけると思います」。

 琴浦町の豊富な食材はもちろん、新たに加わったサウナの返礼品も、じつは大山由来の清らかな水がもたらしてくれたもの。ぜひ味わってみて!

<取材・文>カラふる編集部

カラふる×ふるさとチョイス