神奈川県の中央に位置し、都心まで約1時間でアクセスできる厚木市。温泉や公園などの豊かな自然や、ホルモンをはじめとするグルメ、さらに紙おむつ支給などの子育て支援サービスも充実しており、住みやすいまちとして注目を集めています。
都心からいちばん近い本格温泉と豊富なグルメが楽しめるまち
意外と知られていませんが、厚木市は都心からいちばん近い、本格温泉を楽しめるまち。市内には飯山温泉、七沢温泉、広沢寺温泉、かぶと湯温泉からなる「あつぎ温泉郷」があり、強アルカリの泉質で美肌効果も期待できます。
また、厚木市では選りすぐりの名産品を「あつぎOEC(おいしい)フード)」として認定。ご当地グルメのコンテストの優勝経験もある豚ホルモンは、全国的にも知られる厚木のソウルフードです。
ほかにも、夏に行われる一大イベント「あつぎ鮎まつり」でもおなじみのアユ、豚肉をみそにつけた郷土料理のとん漬け、さらに東丹沢の伏流水を仕込み水にした日本酒「盛升」、市内に3社の製造メーカーがあるクラフトビールなどの酒類も名産品にラインナップ。温泉やグルメが楽しめる厚木市は、都内近郊からのプチ観光にもぴったりです。
紙おむつ支給や4年連続待機児童ゼロの取り組みが子育て世代に好評
厚木市には、子育てのしやすいまちとしての側面も。充実した子育て支援サービスのなかでも、とくに好評を博しているもののひとつが、紙おむつの支給。0歳児の1年間、紙おむつやおしりふきなどを、カタログから選んで支給限度額まで注文でき、毎月1回自宅に配送。さらに第3子以降は、2歳になるまで支給を受けられます。
公立、民間含め市内に52園ある保育園は4年連続待機児童ゼロ。全園で使用済みおむつの持ち帰りが不要です。また、買い物などの際に子どもを一時的に預けられる託児室を起点とした幼稚園までの送迎や、19時30分までの預かりを行ってくれるサービスもあり、働く子育て世代を手厚くサポートしています。
市制70周年の記念サイトがオープン
そんな厚木市は、2025年2月1日に市制70周年を迎え、記念サイトがオープン。榊原郁恵さん、小泉今日子さん、「いきものがかり」ボーカルの吉岡聖恵さんなど、厚木とゆかりの深い著名人からのお祝いメッセージのほか、厚木を舞台に製作される70周年記念映画の情報も。70周年を彩るさまざまなコンテンツを、ぜひチェックしてください。
<取材・文/カラふる編集部 写真協力/厚木市観光協会、産経新聞社>