つやつやの粒を口に運ぶとプリっとした食感、それから広がるふわっととろけるようなおいしさ! 雑誌ESSE読者が選ぶ、ふるさとグランプリ2019に北海道白糠町(しらぬかちょう)のいくらが選ばれました。同じく選出された、各地のおいしいものと一緒に紹介します!
ESSEふるさとグランプリ2019、総合グランプリは白糠町のいくら!
生活情報誌『ESSE』新年特大号で、「ESSEふるさとグランプリ2019」が発表されました。
「総合グランプリ」に選ばれたのは、北海道白糠町の「北海道海鮮紀行いくら」。東北海道沖の秋鮭の9月、10月の完熟卵のみを厳選使用。鮭のおなかから取り出して30分以内に薄味のしょうゆに漬け、瞬間冷凍するスピード感が鮮度とおいしさの秘訣とか。審査会で試食したESSEプラチナレポーターも、「ツブツブが口の中でとろけて、最高のおいしさ!」「いくらが苦手でしたが、これはおいしい」と、高評価。年に一度、東京の人気レストランで寄付者対象に感謝祭を開催するなど、白糠町のさまざまな取り組みに対しても、「寄付した人を大切にしているのがすてき」との声多数。見事グランプリに輝きました!
「ESSEふるさとグランプリ」とは…
創業明治18年の老舗料亭『一の家』に雑誌『ESSE』のインフルエンサー組織・ESSEプラチナレポーター20名を集め、全国からエントリーされた12の自治体のふるさと納税の試食会を開催。各自治体のプレゼンテーションと試食をもとに、「返礼品のおいしさ」や「ユニークさ」「生産者のこだわり」「寄付金の使い道」「自治体の魅力」などを総合的に評価しました
「生産者のこだわり部門」金賞は北海道岩内町のにしんめし
一方、「生産者のこだわり部門」金賞を受賞したのは、北海道岩内町(いわないちょう)の「にしんめし」です。無添加にこだわり、使用するしょうゆや本みりん、天然ミネラルの岩内産海洋深層水などを厳選。化学調味料が入らないよう、食の安心・安全とおいしさの共存を徹底追及。にしんをほかの甘露煮よりやわらかく炊き込み、数の子と昆布を一緒に入れることでちょっとぜいたくな味わいに。「こんなにおいしいニシンは初めて!」「味つけがちょうどよく、常温保存できるので便利」といった声のほか、ほぐしてご飯に混ぜるだけの手軽さに「助かる」と大好評でした。
生産者の情熱がつまった、山形県長井市の米沢牛も高評価
そしてまた、山形県長井市の「米沢牛」も、「生産者のこだわり部門」でとくに評価を得た自治体です。
置賜(おきたま)地方で肥育される黒毛和牛のうち、厳しい基準をクリアしたものだけが米沢牛を名乗ることができますが、その頂点の“米沢チャンピオン牛”は、年間数頭しか選ばれません。そのチャンピオン牛を多数輩出しているのが、長井市なんです。そんな長井市の生産者の情熱と良質な環境が生んだ米沢牛は、まさに絶品!
「米沢牛の出汁しゃぶ」を試食したレポーターも、「うま味がすごい!」「ずっとかんでいたいお肉。でも、すっとなくなるくらいサシがきれいに入った繊細なお肉でした」「いつまでも口に残るお肉の香りが楽しい」と、最高級A5ランクの味に大満足でした。
寄付することで、地域の活性化に貢献しながら、お礼として名産品がもらえる「ふるさと納税」制度。返礼品の魅力はもちろんのこと、寄付金の使い道などの取り組みもすばらしい自治体ばかりです。この機会にぜひ、応援してみては。
<撮影/林 紘輝 取材・文/カラふる編集部>
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