刺身のように新鮮。読者が選ぶ返礼品、米・麺部門1位は生サバ寿司

生活情報誌『ESSE』の読者が選ぶ「ふるさとグランプリ2023」で米・麺部門1位となったのは、福井県福井市の生サバ寿司。同部門の各賞に選出された注目の返礼品とともに、ご紹介します!

福井直送のサバ寿司に絶賛の嵐

贅沢すぎる! 極厚福井の生さば寿司

 福井市の「贅沢すぎる! 極厚福井の生さば寿司」は、日本海で水揚げされた45cm以上のサバを使い、米・酢・塩もすべて福井県産。懐石料理の名店が手がけるサバ寿司が運ばれると、「びっくりするほど厚みのあるサバ」「華やかで和菓子みたい」と歓声が起こります。味わった感想は「お刺身みたいな新鮮さ」「酸っぱさがまったくなくて、まさに生サバ!」「脂がのっていておいしい」と全員が堪能し、見事米・麺部門の金賞1位に。住みやすい地域づくりやまちづくりについてのプレゼンも好評で、「福井の町を体験したい」との声があがりました。

贅沢すぎる! 極厚福井の生さば寿司
まずはそのまま味わい、次にお好みでしょうゆをつけて試食

美しい黄身の卵かけご飯が金賞2位

究極卵かけご飯セット(有精卵10個と環境保全型米ひとめぼれ白米2kg)

 同じく金賞を受賞した、千葉県南房総市の「究極卵かけご飯セット(有精卵10個と環境保全型米ひとめぼれ白米2kg)」。農業がもつ循環機能をいかし、50年前から化学肥料・農薬不使用の米、配合・輸入飼料不使用の卵をつくる生産者のプレゼンに、「食べる人、鶏、環境。すべてを考えたすごい仕組み」とあちこちで嘆息が。会場がどよめくほど美しい黄身の卵かけご飯は「箸でくずすのがもったいない」「さらりとしているのに味が深い」「いい粘りのご飯で、最高の卵かけご飯」と激賞。寄付金の使い道では、ゴミの不法投棄対策に「協力したい」と多くの声が。

究極卵かけご飯セット(有精卵10個と環境保全型米ひとめぼれ白米2kg)
レモンイエローの黄身が美しい卵かけご飯に、しょうゆを添えて

金賞3位は、もちもち食感の純国産パスタ

加古川パスタ300g×4袋セット

 日本でデュラム小麦の栽培に初めて成功。生産から栽培、製麺までをほぼ市内で行う兵庫県加古川市の「加古川パスタ300g×4袋セット」は、「歯切れのいいパスタ」「もちもちでおいしい」「純国産は魅力。かむほどに穀物の甘味が」「いろいろなソースで食べてみたい」と大好評。さらに、寄付金を活用した「見守りカメラ」が高齢者や子どもの位置情報履歴を家族に知らせることができると聞き、「子育て支援の自治体が多いなか、高齢者も考えた取り組みが光る」「地域への目配りがすばらしい」と絶賛。

加古川パスタ300g×4袋セット
スダチを添えたアユのパスタ

精米方法を選べるお米が銀賞に

精米方法が選べる 有機JAS認定米「小さな竹美人」4kg

 農薬・化学肥料不使用。ミネラル還元塩使用で、おいしさにもこだわったお米が、福岡県小竹町の「精米方法が選べる 有機JAS認定米「小さな竹美人」4kg」。「安全・安心なお米。粒が大きく、美しい」「粒立ちしっかり、甘味もあって存在感のあるお米」と、見た目や味わいのほか、精米・7分・5分・玄米から選べることも「よいサービス」「食べ比べしてみたい」と評価。町名に由来する「竹美人」の名に、「町の魅力を感じた」との感想も。

精米方法が選べる 有機JAS認定米「小さな竹美人」4kg
炊き立ての白米に、ジャコのつくだ煮とワサビ昆布を添えて

郷土料理を手まり茶漬けにしたアイデアが大好評

とりめし手まり茶漬け 12個入り

 同じく銀賞を獲得したのが、愛知県高浜市の「とりめし手まり茶漬け 12個入り」。「とりめし」の中にお茶の粉とワサビをひそませ、お湯をかけるだけでお茶漬けに。「郷土料理・とりめしの楽しいアレンジ。形もかわいい」「鶏肉がたっぶり。味つけもちょうどよく、お酒の〆にもいい」「手軽なので、常備しておきたい」と、そのアイデアを絶賛。子どもの成長支援に寄付金を使用する取り組みにも「力になりたい」の声。

とりめし手まり茶漬け 12個入り
茶碗に入れてお湯をかければ、とりめし茶漬けが完成

ESSEふるさとグランプリ2023

 生活情報誌『ESSE』の読者インフルエンサーが、ふるさと納税返礼品を試食し、生産者のこだわりや自治体の魅力、寄付金の使い道などを審査する「ESSEふるさとグランプリ2023」。

明治18年創業の老舗『料亭 大宮 一の家』

 審査会場は、明治18年創業の老舗『料亭 大宮 一の家』。全国各地から届いた自慢の返礼品を、懐石料理風に提供してくれました。

取材・文/カラふる編集部 撮影/林 紘輝、中川菜美