生活情報誌『ESSE』の読者が選ぶ「ふるさとグランプリ2023」で肉加工品部門1位に輝いたのは、福井県坂井市のローストビーフ。同部門の各賞に選出されたおいしい返礼品とともに、ご紹介します!
牧場直営の焼き肉店がつくるローストビーフに感動
東尋坊の近くでのびのび育つ若狭牛。赤身のモモ肉を使い、肉を知りつくした牧場直営の焼き肉店がつくる「若狭牛厳選 赤身のローストビーフ500g」は、坂井市の返礼品。やや厚めに切るのがおすすめというローストビーフは、「初めて食べた若狭牛のおいしさにびっくり!」「質のいい赤身!」「厚めでも歯でかみ切れるやわらかさ」と大好評。さらに、寄付金の使い道を全国で唯一市民が決められるというプレゼンに、「市民提案の音楽フェスが実現し、地域が盛り上がったのはすてき」など共感が次々と集まり、金賞1位を獲得しました。
金賞2位は、伝統製法にこだわる絶品のハム
じっくり熟成させてから蒸気で加熱し、桜のチップでいぶしてうま味を凝縮。昔ながらの製法を守り続ける兵庫県三田市の「三田屋総本家 オススメNo.1ハム詰め合わせ」は、「思わず声が出るほどおいしい!」「しっとりしながら肉の質感を感じる」とみんなが絶賛。専用ドレッシングをかけたスライスタマネギをハムで巻く食べ方が大好評で、「ハムとドレッシングの組み合わせが抜群」「野菜たっぷりのドレッシングがたまらない!」「感動の味。三田市が好きになった」の感想も。寄付金が子どもの教育に使われることにも多数の賛同が。
生ハムからゼリー寄せまで、シャモの味わいを堪能
金賞3位に選ばれたのは、静岡県伊豆市の「天城軍鶏 金曜日の晩酌セット」。米やワサビの葉、豆乳など伊豆産の食材で育てたシャモをもっともおいしい生後110~140日で出荷。そこからつくるハムやパテなど5つの味は、「シャモの弾力を残しながらどれもジューシー」「かたい肉というシャモのイメージが一変。うま味豊かでおいしい」「味の変化が楽しめ、お酒のつまみにぴったり」と高評価。寄付金の使い道では、災害時に住民も観光客も守る観光複合施設や、地元の食材を食育に生かす取り組みが共感を呼びました。
ブランド牛のフレーク&ユッケが銀賞に
北海道標茶町の返礼品「北海道産 星空の黒牛 くちどけフレーク ユッケ食べ比べ」は、町が誇るブランド牛のフレークとユッケのセット。「ふわっと軽いフレークがあったかご飯でとろける! 山ワサビで味変も」「うま味のあるユッケは付属のタレと相性抜群」「生肉なのに、クセがなくおいしい」「上質なお肉の食べ比べはぜいたくで、うれしい」など、どちらも好評。寄付金を活用した畜産を守る取り組みに「応援したい」の声が。
うま味豊か。黒毛和牛入りのハンバーグも人気
同じく銀賞を獲得した福岡県古賀市の「九州産黒毛和牛入り 柔らか牛豚合挽ハンバーグ」。牛6:豚4の比率がやわらかく、うま味豊かなハンバーグは、「ふんわり、やわらかな口当たりで食べやすい」「味がしっかりついていて、しっとりジューシー」「ソースなしでおいしく、焼くだけで食べられる」「豚肉の甘さが広がって子どもも好きな味」のほか、プレゼンで豊かな食と自然を知り、「古賀市に興味をもちました」のコメントも。
生活情報誌『ESSE』の読者インフルエンサーが、ふるさと納税返礼品を試食し、生産者のこだわりや自治体の魅力、寄付金の使い道などを審査する「ESSEふるさとグランプリ2023」。
審査会場は、明治18年創業の老舗『料亭 大宮 一の家』。全国各地から届いた自慢の返礼品を、懐石料理風に提供してくれました。
取材・文/カラふる編集部 撮影/林 紘輝、中川菜美