グルテンフリーで体に優しくおいしい。パンとお菓子の返礼品

アレルギー体質の人にもおいしく食べてほしい、とグルテンフリーのお菓子や米粉を使ったパンが人気です。今回は、ふるさとチョイス広報部の佐々木あさひさんに、返礼品としても人気のお店を紹介してもらいました。

※ここで取り上げる品物はすべてのアレルギーに対応するものではありません。申し込みの際には必ず確認してください。

小麦アレルギーのパティシエがつくる焼きドーナツ

ドーナツを持つ男女
オーナーの清水さん(左)自身もアレルギーをもつ

 食料自給率100%を超える岩手県。そのなかでも岩手県北上市は東北地方でも屈指の米どころとして知られています。今回は、そんな北上産のもち粉を100%使用した「グルテンフリー/北上産もち粉100%」もっちり焼きドーナツをご紹介。

 もっちり焼きドーナツをつくるのは、北上市でも人気の「洋菓子工房 ケーキ屋Shimizu」。オーナーの清水活(しみずいきる)さんご自身も、お菓子づくりの材料に多く使われる卵・小麦・アーモンド・大豆のアレルギーだと言います。17歳のときにパティシエを志し30歳で独立、店の軌道が乗ってきた矢先の翌年、アレルギーを発症しました。
  
 その症状の重さから一度はパティシエを辞めようと考えた清水さん。しかし、アレルギーをもつ自分だからこそつくれるお菓子があると、グルテンフリーのお菓子をつくり続けてきました。北上市内のふるさと納税返礼品事業者が熱い思いやこだわり、夢などをプレゼンテーションする「きたかみふるさと納税事業者アワード2017」でもそのアツい気持ちを発信。

グルテンフリーのドーナツ

「アレルギーの人が減るのがいちばんだけど、アレルギーがあっても夢を諦めてほしくない。アレルギーをもっていても、お菓子をつくり続けられることを証明したいんです」

 このもっちりドーナツは、もちもち感とこだわりが感じられる独特のおいしさに手が止まらない人続出です。小麦アレルギーのパティシエがつくる絶品ドーナツ。ぜひ試してみてください。

●洋菓子工房 ケーキ屋Shimizuの返礼品一覧

地元の食材でつくられる米粉クッキーと米粉ラスク

米粉を使ったクッキーとラスク
地元の米粉と野菜を使用したクッキーとラスク

「幻の米」と呼ばれる「ハツシモ」は、岐阜県美濃地方でつくられるお米。全国でもトップレベルの大きさで噛み応えがあり、冷めてもおいしいなどの特徴があります。

 そんなハツシモを使ったスイーツをつくるのは、岐阜県各務原(かかみがはら)市にある「米SweetS(マイスイーツ)」。「アレルギーの子どもたちにも安心しておやつを食べてほしい」という思いから、特定原材料(アレルギー物質27品目)不使用で米粉を使ったお菓子を販売しています。

 今回紹介するのは、お店の看板メニューである「米ッキー」と「米ラスク」です。米ッキーは米粉でつくられたクッキー、米ラスクは米粉でつくられたラスク。同店で人気の商品です。米の風味と上品な甘さが特徴で、米ッキーはカボチャ・ココア・紫イモ、米ラスクはプレーン・シナモン・緑茶・カレー・野菜と味のバリエーションが豊富です。

 最初はアレルギーの子どもや保育園などに人気でしたが、グルテンフリーということから健康志向の女性たちにも人気です。小麦不使用だけでなく、添加物や保存料を極力使用しないという徹底ぶり。ちなみに米ラスクは朝忙しい女性たちが簡単に野菜を取り入れるために開発されたもので、使用されている野菜も岐阜産。素材にこだわりぬいていることがよく分かります。

 アレルギーの子どもだけでなく健康を気にする忙しい人や野菜が嫌いな子どもなど、どんな人からも人気の返礼品、米ッキーと米ラスク。ぜひお試しください。

南の島で人気の「パンのセレクトショップ」の米粉パン」

米粉のパンをもつ男女
地元の人にも観光客にも人気のパン屋さん
 
 奄美大島といえば、美しい海や手つかずの自然を思い浮かべる人が多いのでは。そんな奄美大島ですが、最近はおしゃれなカフェやパン屋さんが増え、激戦区となりつつあります。

 なかでも人気なのが「晴れるベーカリー」です。用安(ようあん)海岸のほど近くにあり、地元の人にも観光客にも大人気のパン屋さん。いちばんの特徴はパンの素材へのこだわりです。

 青森県と秋田県にまたがる白神山地の「白神こだま酵母」、用安海岸の塩「とうとがなし」、奄美諸島の砂糖「島ざらめ」を使用。さらにマーガリンやショートニングは不使用と、素材にこだわり体に優しいパンをつくっています。

 晴れるベーカリーができて5年。地元の方のよりどころであり、島外から来る観光客にも人気のパン屋さんとなりました。勉強熱心なパン職人のご主人と、笑顔がすてきな奥さんお2人で経営。開店当初、ご主人はパンづくりの修行経験もなく、本を頼りに独学で製パンを学んできたそう。そこから夫婦二人三脚でやってきました。

晴れるベーカリーのパン

 開店当初は20種類だったパンも開発を重ね現在は40種類に増えました。目指すはパンのセレクトショップ。開店後すぐに売りきれるパンもいくつかあるそう。一番人気は奄美ワークセンターの有精卵を使ったクリームパンです。

 今回紹介する晴れるベーカリーのお礼の品は、小麦を使わず米粉でつくった食パン。もっちりしていて食べ応えがあり、お米の甘さを感じられる人気商品です。「小麦アレルギーの人でも食べられるパンが食べたい」という要望からできあがりました。パンのセレクトショップが丁寧につくった米粉パンを、南の島から取り寄せてみませんか?

<文/ふるさとチョイス広報部>

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