新鮮でプリプリ!三陸のホタテが生きたまま自宅に届く

コロナで巣ごもり生活が続くなか、外食の頻度も少なくなりがち。でも、その代わりに「もっとおいしいものを自宅で味わいたい」と考える人は増えたはず。今回は、生きたホタテが自宅に届く岩手ヤマキイチ商店のお取り寄せサービスを紹介します。

生存率100%!泳ぐホタテにこだわるヤマキイチ商店

ヤマキイチ商店
岩手県釜石市でホタテの販売をしているヤマキイチ商店

 ヤマキイチ商店は、1989年創業の岩手県の三陸、釜石市にある海産物のお店です。彼らの経営理念は

・本物をお届けする。・妥協しない・心の込もらぬ100個よりも、心を込めた1個

 創業当時は、ワカメを中心に販売しているお店でした。三陸のワカメもとてもおいしいんですが、2011年の東日本大震災にも負けず、現在は泳ぐホタテを日本全国に届けています。
 ヤマキイチ商店こだわりは、生きたままの新鮮なホタテを日本全国に届けること。なんとホタテの生存率は100%。試行錯誤を2年重ねて、その方法を生み出したそうです。

 三陸海岸は入り江が深く、山が海の目の前まで迫っているので、ミネラルが豊富なのが特徴。そのような恵まれた環境で育った栄養たっぷりで上質な岩手のホタテは、日本一の浜値を誇ると言われています。

泳ぐホタテは贈答品やふるさと納税の返礼品にも

 

泳ぐホタテ
箱を開けてみると、中で本当に泳いだホタテが

 実際に注文してみると、本当に生きて泳いでいるホタテが自宅に届きました。ガサゴソと音のなる発砲スチロールの箱が届けられたときのワクワクはたまりません。ヘラと説明書がついているので、初めてでも、力の弱い女性や子どもでも簡単に開けることができますよ。
 
 筆者がヤマキイチ商店の泳ぐホタテを知ったのは、結婚式の引き出物でした。CAや元CAの結婚式は、日本全国はもちろん、全世界からお客さまが集まります。お引き出ものはとてもうれしいのですが、持ち帰るのが大変なこともありますよね。

 最近はギフトカタログも増えていて便利ですが、ヤマキイチ商店では、はがき一枚。返信先の住所と名前、お届け日の希望を書いてポストに投函するだけで、泳ぐホタテが届きます。インターネットでも簡単に注文が可能。急いでいるときでも、12時までの注文で、その日のうちに発送してもらえるのもありがたいですね。

 友人の子どもの誕生日や親せきの還暦のお祝いに贈ったときは、とても喜ばれました。珍しい生きたホタテに大人から子どもまで大喜びで、家族で楽しく召し上がってくださったようです。

 ホタテの大きさや枚数も細かく選べ、三陸のおいしい海産物と組み合わせることもできて、家族構成や年齢などで、無理なく食べきれる量を贈ることができます。ふるさと納税の返礼品としても選ばれているので、ぜひご検討されてみてはいかがでしょうか?

ホタテご飯やオリーブオイルあえがおいしい

ホタテ
刺身にして食べてもおいしいが、調理すれば様々な味が楽しめる

 ホタテは高タンパク低カロリーでとても健康的な食材。そのままお刺身にして食べるのもおいしいのですが、最後にオススメの調理法を紹介しておきます。

●ホタテご飯●
ホタテのだしが出て、でき上がる前からおいしい香りが広がります。油揚げ、ニンジンと一緒にだし汁で炊きます。生ものが苦手な人、生ものを避けた方がいい妊婦さんなどでも安心していただけます。

●オリーブオイル和え●
生のままのホタテにオリーブオイルをたっぷりと塩を少々かけるだけ。白ワインにぴったりのおつまみになり、自宅で手軽にビストロ気分を味わえます。美容にも健康にもいいレシピです。

<取材・文・撮影/藤原絵里>

藤原絵里
女優。岩手県盛岡市出身。23年間、岩手県で生まれ育つ。短大を卒業し、地元の温泉旅館の仲居に。着付けや日本文化に興味を持つ。その後、カタール航空のキャビンアテンダントへ転職。約4年、国際線に乗務し世界44ヵ国を訪れる。海外での経験を通して、日本の良さ、岩手の良さを再認識する。現在は、女優として、映画やミュージカルに出演。代表作は速水萌巴監督『クシナ』、榊英雄監督『生きる街』など、他多数。日本や東北の魅力を伝えられる作品にかかわっていきたいと思っている