わんこそば、冷麺、じゃじゃ麺と「三大麺」と呼ばれる麺類が有名な岩手県。ここに新しく加わりそうな新名物が「冷やし担々麺」です。今回はお取り寄せもできる、岩手県の新名物「一風亭」の冷やし担々麺を盛岡市出身の俳優、藤原絵里さんが紹介します。
三大麺に迫る人気の「一風亭」冷やし担々麵
岩手県の「三大麺」と呼ばれるわんこそば、冷麺、じゃじゃ麺ですが、共通しているのは冷たい麺ということ。寒さも厳しい土地柄ですが、なぜか岩手県民は焼き肉店に冷麺だけを食べに行くほど、冷たい麺が好きなんですよね。
そんな岩手県で最近注目を集めているのが冷やし担々麺。暖かい室内で、辛さで汗をかきながら担々麺を食べるのがはやっていて、1年中冷やし坦々麺を食べられるお店が人気なのです。そんな冷やし坦々麺の火付け役となったのが「一風亭」の冷やし担々麺。
「一風亭」は創業25年、親子2代で岩手県内に2店舗を構える担々麺のお店です。王道の冷やし坦々麺はもちろんのこと、冷やし担々麺をベースにしたトマト冷やし担々麺や麻婆冷やし担々麺などさまざまなメニューを期間限定で取り扱っていて、何度行っても楽しめます。
白ゴマやナッツ、干しエビなど20種類以上の食材と2種類のラー油を使ったオリジナルスープはどこでも味わえない深い味わい。辛さの後に口に中に広がるコクとまろやかさ、さまざまなスパイスの香りがクセになります。
アレンジ自在のお取り寄せセットも人気
そんな「一風亭」の冷やし担々麺がおうちでも味わえる、お取り寄せセットがあります。「岩手県産小麦銀河のちからの麺」冷やし担々麺お取り寄せ4食セットは、岩手県が誇る県産小麦「銀河のちから」を使用した麺4食分と、一風亭の誇る神タレ「冷やし担々万能タレ」2びんが入って2603円。
「銀河のちから」が使われている麺は、コシが強くて冷たい麺にぴったり。麺4食に対してタレは1びんでたりるので、もう1びんはいろいろな料理にアレンジして楽しめるのもうれしいポイントです。
お好みの麺を買いたして冷やし担々麺にするのはもちろん、うどんに合わせて「冷やし坦々うどん」、鍋のたれにして「坦々鍋」、ご飯にかけて「坦々ご飯」、そのほかにも湯豆腐にかけたり、リゾットにしたりと、いつもの料理が大変身します。
ふるさと納税の返納品にも選ばれ人気急上昇中の冷やし坦々麺。武井壮さんのYouTubeの番組で紹介されて、さらに話題になっています。ぜひ、お取り寄せして岩手の新しい味をおうちでお楽しみくださいね。
<取材・文/藤原絵里>
藤原絵里さん
俳優。岩手県盛岡市出身。23年間、岩手県で生まれ育つ。短大を卒業し、地元の温泉旅館の仲居に。着付けや日本文化に興味を持つ。その後、カタール航空のキャビンアテンダントへ転職。約4年、国際線に乗務し世界44ヵ国を訪れる。海外での経験を通して、日本の良さ、岩手の良さを再認識する。現在は、女優として、映画やミュージカルに出演。代表作は速水萌巴監督『クシナ』、榊英雄監督『生きる街』など、他多数。日本や東北の魅力を伝えられる作品にかかわっていきたいと思っている