都内で約80店舗を展開するアンテナショップ。今回は山口県の人気商品に注目。2020年の売上額の総合、お菓子、個数別にトップ3の商品を一挙にご紹介します。
うまいのもフェアも注目「おいでませ山口館」
下関の特産品のフグやウニなどの海産物の加工品をはじめ、県独自の製法でつくるかまぼこや外郎(ういろう)など、山口県の魅力が詰まったショップ。手土産にも喜ばれる、旬のフルーツジュースやジャム、海外でも評価が高い「獺祭」のほか、15酒蔵の日本酒も勢ぞろい。「山口うまいものフェア」など季節に合わせた催事も要チェックです。
独自の職人技が光る!年間売上額トップ3
1位 杉本利兵衛本店「白銀(蒲鉾)」 648円(税込)
2位 旭酒造「獺祭2割3分」 720ml・5555円(税込)
3位 旭酒造「獺祭2割3分」 1800ml・11170円(税込)
上質な白身魚を、伝統製法「焼き抜き」で丁寧に焼き上げたかまぼこ「白銀」が1位に。プリプリとした歯ごたえと、雪のような白さが特徴的。2位と3位は、蔵元「旭酒造」で造られている純米大吟醸酒「獺祭」。華やかな香りと、はちみつのような甘味の余韻が楽しめます。
手づくりの味わいが魅力のお菓子トップ3
1位 御堀堂「外郎」 5個入・650円(税込)
2位 山陰堂「舌鼓」 6個入・1275円(税込)
3位 たけなか「夏みかん丸漬け」 980円(税込)
1位は、特製のあんにワラビ粉と小麦粉を練りこみ蒸し上げる「外郎」がランクイン。白、黒(黒糖)、抹茶の3種入り。ふんわりとした求肥に白こしあんを包んだ「舌鼓」が2位に。3位は、萩で3代続くかんきつ農家がつくる「夏みかんの丸漬け」。有機栽培で育てた夏ミカンの酸味、甘さを抑えた白ようかんとのバランスが絶妙です。
県民にも長く愛される年間個数売上トップ3
1位 御堀堂「白外郎(小豆)」 650円(税込)
2位 巌流本舗「巌流焼(どら焼き)」 173円(税込)
3位 御堀堂「黒外郎(黒糖)」 230円(税込)
「外郎」の中でも1番人気の「白外郎」が1位に。「独自製法による、優しい甘味と風雅な味わいを堪能ください」(館長 市村さん)。2位は、50年以上変わらぬおいしさのどらやき「巌流焼」。ざらめ砂糖でじっくり練り上げた白あん入り。3位の「黒外郎(黒糖)」は、しっかりとした甘みと豊かなコクがやみつきになります。
<取材・文>寺川尚美