うどん県の1位はうどんじゃない。香川県アンテナショップの人気商品

都内で約80店舗が展開しているアンテナショップ。今回は新橋の「香川・愛媛せとうち旬彩館」で販売する香川県の人気商品に注目。2020年の売上額の総合、お菓子、個数別にトップ3の商品を一挙にご紹介します。

瀬戸内の魅力が詰まった「香川・愛媛せとうち旬彩館」

香川県商品

 1階は特産品、2階に郷土料理のレストランと工芸品・雑貨を展開する香川県と愛媛県の共同アンテナショップ。「観音寺」や「名物かまど」などの銘菓をはじめ、食べ出したら止まらない「希少糖芋けんぴ」、讃岐うどんやだし醤油など、香川を代表するグルメが充実しています。カラフルな色合いが目を引く伝統の嫁入り菓子・おいりも必見。

県民に親しまれる売上額トップ3

瀬戸内の早どれ海苔
金丸水産乾物「瀬戸内の早どれ海苔・わけあり」

1位 金丸水産乾物「瀬戸内の早どれ海苔・わけあり」14枚×4パック・1080円(税込)
2位 中野製菓「希少糖芋けんぴ」 295g・324円(税込)
3位 岡田食品工業「ちりめんくぎ煮」 260g・1096円(税込)

 1位は、お得さも魅力の「瀬戸内の早どれ海苔・わけあり」。「ちょっと欠けがあるなどB級ではあるのですが、磯の香りや初摘み海苔のうま味、口溶けは堪能できますよ」(香川県東京観光物産センター所長・大山さん)。厳選された瀬戸内産のちりめんじゃことショウガを、小豆島特産のしょうゆ100%でじっくりと炊き上げた「ちりめんくぎ煮」が3位にランクイン。甘口なので、子どもからシニアまで楽しめます。ちなみに、うどんは商品数が多いため、1商品としてはランクインならず。

手土産にも喜ばれるお菓子トップ3

希少糖芋けんぴ
中野製菓「希少糖芋けんぴ」

1位 中野製菓「希少糖芋けんぴ」 295g・324円(税込)
2位 白栄堂「観音寺」 5個・594円(税込)
3位 かねすえ「あん餅」(年末年始限定商品) 6個入・972円前後(税込)

 香川発の希少糖を使用した、あっさりとした甘さの「希少糖芋けんぴ」が1位に。2位は、1897年創業の老舗が手がける銘菓「観音寺」。カステラのようなふわふわ生地の中に、黄身あんがたっぷり詰まった食べ応えのある逸品。昔ながらの杵つきにこだわった3位の「あん餅」は年末年始の限定商品です。

日常食に欠かせない個数トップ3

讃岐うどん
さぬき麺業「包丁切生うどん」

1位 中野製菓「希少糖芋けんぴ」 295g・324円(税込)
2位 さぬき麺業「包丁切生うどん」1袋 129円(税込)
3位 鎌田醤油「だし醤油」 200ml・302円(税込)

 程よいコシと、つるんとしたのど越しがたまらない「包丁切生うどん」が2位にランクイン。3位は、創業230余年に老舗が手がける「だし醤油」。本醸造しょうゆに、厳選したサバ節・カツオ節・昆布の一番だしをブレンドした風味豊かなだし醤油は、万能調味料として活躍します。

香川・愛媛せとうち旬彩館
香川県の美味しさを発信するアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩館」

<取材・文/寺川尚美>