都内で約80店舗を展開するアンテナショップ。今回は徳島県の人気商品に注目。2020年の売上額の「総合売上額」「お菓子売上額」「販売個数」別にトップ3の商品を一挙にご紹介します。
魅力満載の「徳島・香川トモニ市場」
徳島県と香川県の共同アンテナショップには、徳島県の特産品がずらり。なかでも生産量日本一のスダチやユズを使った調味料やコンフィチュールも要チェック。味つけのりをはじめ、金長まんじゅうやぶどうまんじゅうなどのロングセラー商品、夏に欠かせない半田そうめんなど、毎日食べたくなるグルメが楽しめます。
県民の食卓に欠かせない、総合売上額トップ3
1位 八百秀「大野海苔 味付のり」 48枚入・529円(税込)
2位 岡本農園「すだち袋」 約200g(8個)・500円(税込)※価格は時期により変動あり
3位 谷ちくわ商店「かつ天」 5枚入・550円(税込)
「大野海苔 味付のり」が1位にランクイン。「甘くてピリ辛な味わいと、パリパリとした食感があとを引くおいしさです」(店長・志村さん)。2位は、全国シェアほぼ100%を誇る徳島名産スダチの袋詰め。さわやか酸味とすがすがしい香りが人気の理由です。
老舗の代表格がそろったお菓子売上額トップ3
1位 栗尾商店「鳴門うず芋」 250g・648円(税込)
2位 小男鹿本舗冨士屋「小男鹿」 半棹・1180円(税込)
3位 鳴門のいも屋「鳴門金時芋棒」 1kg・761円(税込)※現在販売停止。2021年10月以降販売予定
1位は、蒸かした鳴門金時を、特製の蜜床に漬け込んで乾燥させたお菓子「鳴門うず芋」。10~4月の季節限定品です。オスの鹿をモチーフにした蒸菓子「小男鹿」(さおしか)が2位をキープ。しっとりとした舌触りと上品な甘さがたまりません。県産の鳴門金時でつくる、外はカリッ、中はホクホクの絶品大学イモ「鳴門金時芋棒」が3位に。自然解凍で食べられる手軽さも魅力です。
食欲をかき立てる、販売個数トップ3
1位 八百秀「大野海苔 味付のり」 48枚入・529円(税込)
2位 岡本農園「すだち袋」 約200g(8個)・500円(税込)
3位 谷ちくわ商店「かつ天」 5枚入・550円(税込)
練り物文化が栄えた徳島。なかでも徳島のソウルフードといわれる「かつ天」が3位に登場。独特のピリッとした辛さがくせになるカレー味の魚のすり身にパン粉をつけて揚げたカツ天は、小腹がすいたときのおやつやおかずにも。ビールとも相性抜群です
<取材・文/寺川尚美>