都内で約80店舗を展開するアンテナショップ。今回は福島県の人気商品に注目。2020年の売上額の「総合売上額」「お菓子売上額」「販売個数」別にトップ3の商品を一挙にご紹介します。
名産の桃や銘菓が楽しめる「日本橋ふくしま館 MIDETTE」
「日本橋ふくしま館 MIDETTE」は、福島の特産品の販売や観光情報を発信するショップ。物販スペースには、名産の桃をはじめとした果物や野菜、地酒、喜多方ラーメン、銘菓など約450種類の食品がずらりと並びます。また、瑠璃漆(るりうるし)ロックグラスや大堀相馬焼(おおぼりそうまやき)ビアカップなどの工芸品も見逃せません。見応えのあるラインナップで旅気分を満喫しよう。
県民食として親しまれる、総合トップ3
1位 三万石「ままどおる」 5個入・600円(税込)
2位 おのざき「厚揚げソフトかまぼこ」 12枚入・650円(税込)
3位 会津小林畜産「国産馬刺しモモ」 160g・1790円(税込)
1位は、郡山発の代表銘菓「ままどおる」。バターを使った生地でミルク味のあんを包み込んだ焼き菓子は、50年以上変わらぬやさしい味わい。濃厚なうま味とクセのない後味が人気の「国産馬刺しモモ」が3位にランクイン。「馬刺しのなかでも歯ごたえのあるモモは、低カロリーかつ高タンパクの健康食材としても支持されています」(館長 小山さん)
余韻が残る伝統の味!お菓子トップ3
1位 三万石「ままどおる」 5個入・600円(税込)
2位 柏屋「薄皮饅頭(こしあん)」 8個入・1080円(税込)
3位 かんの屋「家伝ゆべし」 6個(2個×3袋入)・713円 (税込)
黒糖を使った薄皮が特徴の「薄皮饅頭(こしあん)」が2位に。上品でなめらか、口どけのよさとさらっとした甘味が好評。3位は、創業160余年の老舗が三方をつまんで包み蒸しあげたこしあん入り「家伝ゆべし」。もっちりとした食感と、ほのかなしょうゆの香りが口の中に広がります。
手土産に喜ばれる、個数トップ3
1位 三万石「ままどおる」 5個入・600円(税込)
2位 おのざき「厚揚げソフトかまぼこ」 12枚入・650円(税込)
3位 駒田屋本舗「みそぱん」 1個・86円(税込)
昔ながらの特殊製法で、タマネギを練り込んで甘味を引き出した「厚揚げソフトかまぼこ」が1位をキープ。口当たりがなめらかで、幅広い世代に親しまれる味わい。3位は、蒸しパンのようなしっとりとした生地に甘麹みそを練り込んだ「みそパン」。昔懐かしい素朴な味わいが人気です。
<取材・文> 寺川尚美