1位は富山湾の海鮮、じゃなくて「うどん」。富山県アンテナショップ人気トップ3

都内約80店舗を展開するアンテナショップ。今回は、富山県のおいしいものがそろう「日本橋とやま館」に注目。2020年4月から2021年3月までの「総合売上額」、「調味料&ご飯のおともな ど、食事関連の販売個数」の各トップ3と、「ショップスタッフさんおすすめ商品」ベスト3を一挙にご紹介します。

日替わりの限定商品が目白押し「日本橋とやま館」

富山

 特産品の販売をはじめ、和食レストラン、バーラウンジなど、富山の魅力が詰まった「日本橋とやま館」。毎週木曜日入荷のご当地パンや限定商品、日替わりで展開する「ます寿し」の入荷情報はインスタグラムなど店舗のSNSにて発信中。4月に解禁になったシロエビ関連商品にも注目。素干しや冷凍のかき揚、昆布締めが人気です。新商品の「白海老ときのこのアヒージョ」(瓶詰)は必見です。

一度食べたらやみつきになる、総合売上額トップ3

うどん
海津屋「氷見うどん 細麺」

1位 海津屋「氷見うどん 細麺」 200g・432円(税込)
2位 なかしま「白えびかき揚げ」(冷凍) 80g×2個 タレ付き・432円(税込)
3位 かねみつ「昆布じめ刺身(黒かじき)厚切り2段」 220g・843円(税込)

 ゆでてものびにくく、やわらかで弾力があり、コシの強い麺が特徴の「氷見うどん 細麺」が1位に。冷温どちらでも美味。2位は、「富山湾の宝石」と呼ばれるシロエビと、野菜をふんわりと手揚げした「白えびかき揚げ」。野菜の甘味とシロエビの香りがご飯にも麺にも合います。3位の「昆布じめ刺身」は、新鮮な黒カジキを昆布で挟み込み、無添加で仕上げた郷土料理。魚本来のうま味と、上品でまろやかな昆布のうま味がマッチ。甘味、香りがほどよく調和した豊かな味わいを楽しめます。

県民の毎日の食卓に欠かせない!食事系商品の販売個数トップ3

かまぼこ
河内屋「かまぼこ小巻 昆布」

1位 河内屋「かまぼこ小巻 昆布」 約135g・454円(税込)
2位 道正昆布「幸のこわけ おむすび 黒とろろ」45g・357円(税込)
3位 川村水産「ほたるいか沖漬け」 210g・1080円(税込)

 1位は、板にのっておらず、柔らかい食感が特徴の富山の「かまぼこ」。昆布の年間消費額がトップクラスの富山県では、魚のすり身を昆布で巻き込んだ「かまぼこ小巻昆布」が親しまれています。ご飯にのせたり、おにぎり巻いて味わう「幸のこわけ おむすび 黒とろろ」が2位にランクイン。3位は「ほたるいか沖漬け」。新鮮なホタルイカにしょうゆとみりんを加えて深層水に仕込み、コクとうま味をのせた塩辛です。ご飯のおともはもちろん、日本酒とも相性抜群です。

スタッフが自信をもっておすすめするベスト3

りんごパイ
昌栄堂「加積りんごパイ」

1位 昌栄堂「加積りんごパイ」 46g・173円
2位 藤吉「水だんご」 205g・324円(税込)
3位 新湊かまぼこ「かまぼこチップス 白えび」25g・216円(税込)

 1位は、もぎたての加積りんご(ふじ)を使ったあんを、バター香るパイ生地に包んだ「加積りんごパイ」。しっとりと柔らかなパイと、ギュッと濃縮したリンゴの甘酸っぱい風味がたまらない。2位の「水だんご」は、県産コシヒカリの米粉、北海道産片栗粉、おいしい富山の水でつくったお団子。「打ち粉を水で洗い流し、付属の青大豆きなこをかけてどうぞ。もちっとした食感と、甘じょっぱい青大豆きなこが相性抜群で、やみつきになるおいしさです」(マネージャー 出口さん)。3位は、かまぼこ屋さんがつくった新感覚の「かまぼこチップス 白えび」。さっくり軽い食感と、やさしい塩のうま味が広がる1品。

ショップ
富山県アンテナショップ「日本橋とやま館」

日本橋とやま館
住所 東京都中央区日本橋室町1-2-6 日本橋大栄ビル1F
電話 ショップフロア(物販) 03-3516-3020
営業時間 ショップフロア 10:30~19:30
定休日 年中無休(年始年始・ビル施設点検日等を除く)

<取材・文/寺川尚美>