馬路村のユズのすし酢がさわやかで美味! ちらしやポテサラにも

あっという間に完成。ユズ香る「時短・海鮮ちらし」

 おいしいすし飯があれば、「海鮮ちらしずし」はすぐにつくれます。材料は、お刺身の盛り合わせと薄焼き卵です。おもてなしにも簡単で豪華! あつあつの白飯に「馬路すしの素」を混ぜるだけでおいしいすし飯が出来上がり。

 私はいつも白炒りゴマを混ぜるので、家族はゴマがあると酢飯だな、とわかるようです。おいなりさんに詰めるなら、さらに青ジソの千切りを混ぜたり、ヒジキの煮物を混ぜたり。甘辛く煮たそぼろを混ぜたりします。

 ご飯は、アツアツの状態で混ぜるのがコツ。余計な水分が飛んで、ご飯にしみ込み、ふっくらすし飯になります。

酢飯
ご飯1杯分に対しては、すし酢大さじ1/2強が目安

●アレンジレシピ「海鮮ちらし」

ちらし寿司

【材料】2人分

ご飯 お茶碗2杯分
「馬路すしの素」 大さじ1強
いりゴマ(白) 小さじ2
キュウリ 1/2本
刺身盛り合わせ 1人分
ゆでエビ、イクラ 適量
錦糸卵(市販品、または卵1個でつくる) 適量
青ジソ 3枚
塩 少々
ワサビ、しょうゆ 各適量

【つくり方】

① ボウルにご飯を入れ、冷めていたら電子レンジで温め、熱々のところに「馬路すしの素」とゴマを加えて混ぜる。
② キュウリは1㎝ぐらいの角切りにして、軽く塩をして5分おき、水気をきる。
③ 刺身は一口大の角切りに、エビは半分に切る。青ジソは千切りにする。
④ 器に①のすし飯を盛り、すべての具を盛り合わせる。ワサビじょうゆを添えて。

下味にかけるだけで、「ポテサラ」がランクアップ!

 かんきつ系の香りとおだやかな酸味の「馬路すしの素」、ポテトサラダの下味に使うと、甘味と酸味、ほんのりした香りがプラスされ、マヨネーズだけの味になりがちな、いつものポテトサラダがぐーんとおいしくなります。

 ポテトサラダにはいくつレシピがありますが、ここでは定番中の定番の、ジャガイモ、ニンジン、キュウリのポテトサラダをご紹介。肉や魚介のソテーやフライのつけ合わせに、お弁当のおかずやサンドイッチにおすすめです。

ポテト煮
ゆでて粉ふきにした熱々のじゃがいもとにんじんに「馬路ずしの素」を加え混ぜる。茹でたては水分が飛んで、味がしみ込みやすい

●アレンジレシピ「ポテトサラダ」

サラダ

【材料】つくりやすい分量

ジャガイモ 2個(皮をむいて1㎝角に切る)
ニンジン 1/2個(厚さ5mmのいちょう切り)
「馬路すしの素」 大さじ1
キュウリ 1/2本(薄く輪切り)
マヨネーズ 大さじ2
辛子またはマスタード 小さじ1
塩・コショウ 各適量

【つくり方】
① 鍋にジャガイモとニンジン、かぶるくらいの水、塩少々を入れて、中火にかけてゆでる。
② 竹串がスーッと通るくらい柔らかくなったらゆで汁を捨て、余分な水分を飛ばして粉ふきにして火からおろす。
③ 熱いうちに「馬路すしの素」を加え、全体になじませて冷ます。
④ キュウリは塩少々をふり、5分おく。水気を絞り、粗熱がとれた③ に混ぜる。マヨネーズ、辛子を加え混ぜ、塩とコショウで味を調えて、器に盛る。

このほかにも、「馬路すしの素」は、ワカメとキュウリの酢のものや野菜のピクルス、ドレッシングなどいろいろに使えて重宝しますよ!

<取材・文・料理/坂口明子>

―[アンテナショップで見つけたご飯のともでおいしいレシピを提案]―

坂口明子さん
編集者、編集プロデューサー、フードコーディネーター。女性のライフスタイル全般(料理、グルメ、旅、ほか)の企画提案から、執筆、スタイリングなどの製作、WEB媒体でのアンテナショップめぐりの連載、企業の商品開発アドバイスなどを行う。長年の料理企画編集者として培った料理の腕は料理家並。おいしいレストランにも詳しい。「ごはんの友」の識者としてテレビ出演も多数