都内約80店舗を展開するアンテナショップ。今回は、「あきた美彩館」に並ぶ秋田県産の商品に注目。2021年4月から2022年3月までの「総合売上額」、「調味料&ご飯のおともなど、食事関連の販売個数」の各トップ3と、「ショップスタッフさんおすすめ商品」ベスト3を一挙にご紹介します。
今秋に新ブランド米が登場する「あきた美彩館」
秋田の風情が感じられる「あきた美彩館」の店内には、干大根をいぶしてつくる漬物、いぶりがっこや魚醤、しょっつるなど特産品をはじめ、こだわりの銘菓や調味料、地酒などずらり。併設するダイニングでは稲庭うどん、比内地鶏、八幡平ポークなど、ご当地グルメが心地よい空間で味わえます。また、2022年10月下旬から11月上旬には、秋田の新ブランド米「サキホコレ」が本格デビューするのでお楽しみに。
県民が愛してやまない、総合売上額トップ3
1位 BFダイニング「いぶり大根 一本漬け」 1本・770円(税込)
2位 蕗月堂「バター餅」 3個入り・378円(税込)
3位 千秋食品「いぶりがっこのクリームチーズマヨ。」 140g・594円(税込)
大根を専用の囲炉裏の天井に吊るし、桜や楢の木を燃やして燻製した後、塩を加えてぬか漬けしたいぶりがっこ。ダイニングで提供しているオリジナル&無添加商品「いぶり大根 一本漬け」が1位にランクイン。クリームチーズをのせてお酒のアテとして楽しむのも◎。2位の「バター餅」は、40年以上前、北秋田市で誕生した郷土菓子です。蒸したもち米に、バター、砂糖、卵黄など練り込んだお餅。ふわっと広がるバターの風味、赤ちゃんの柔肌のような弾力感と優しい甘さがやみつきに。
いぶりがっこが大活躍!食事系商品の販売個数トップ3
1位 千秋食品「いぶりがっこのクリームチーズマヨ。」 140g・594円(税込)
2位 伊藤漬物本舗「いぶりがっこのタルタルソース燻」160g・756円(税込)
3位 伊藤漬物本舗「いぶりがっこのタルタルソース燻ブラックペッパー」 150g・756円(税込)
1位は「いぶりがっこのクリームチーズマヨ。」。秋田県産いぶりがっこを細かく刻み、クリームチーズと比内地鶏卵を使用したマヨネーズの特製ソースに混ぜ合わせた魅惑のディップです。野菜のディップやパンのおともにどうぞ。2位の「いぶりがっこのタルタルソース燻」は、いぶりがっこと燻製卵が風味豊かに香る漬物屋さんならではのタルタルソース。サラダをはじめ、パン、フライなど幅広い料理に重宝します。ブラックペッパーが味のアクセントになった、「いぶりがっこのタルタルソース燻ブラックペッパー」が3位に。こちらはとくに、肉料理と相性抜群です。
スタッフが自信を持っておすすめするベスト3
1位 FREC「園食堂 幻の肉餃子」 8個入・770円(税込)
2位 ノルテカルタ「いぶりがっことチーズのオイル漬け」 100g・930円(税込)
3位 大潟村農業協同組合 大潟村加工センター「パンプキンパイ」 5個入・697円(税込)
にかほ市にあった名店の復刻商品「園食堂 幻の肉餃子」(冷凍食品)が1位に。肉厚の皮はモチモチ、具材は豚肉と大きく刻んだ野菜がたっぷり。タマネギを使用することで歯触りがよく、甘味も感じられます。2位は、「いぶりがっことチーズのオイル漬け」。いぶりがっこをチーズとともにオイル漬けにし、秋田のしょっつると塩麹を加えた、ほかにない逸品。「いぶりがっこ独特の燻製の香りと、チーズのコクが相まって食が進みます。ダイスカットされているので、おやつやお酒のお供にぴったりです」(物販部門統括・尾形さん)。3位は、大潟村特産カボチャ・くり大将の餡を、バターたっぷりのパイ生地で包んで焼き上げた「パンプキンパイ」。カボチャの自然な甘味が広がる手作りパイは、お茶請けやお土産に喜ばれています。
<取材・文> 寺川尚美