大ヒット商品!岩手の国産サバを使用した「Ça va(サヴァ)?缶」
岩手の国産サバを使用したヒット商品「Ça va(サヴァ)?缶」。こちらは「(一社)東の食の会」と「岩手缶詰(株)」によって、東日本大震災の被災地三陸復興を目指して開発された洋風のサバの缶詰です。
ご当地お土産としてではなく、普通にスーパーでも売っているのを見かけるほどの人気ぶり。
そんなわけで自著「おみやげどうしよう?」2巻でも既に取りあげさせていただいたのですが(宣伝)、描いた当時は3種類だった味が、その後5種に増えているではありませんか! こりゃ久々に食べたいなということで、「サヴァ缶5缶セット」をあらためてお取り寄せ&レビューしていきたいと思います。
なお「Ça va?」とはフランス語で「お元気ですか?」という意味。まずこの缶の色味とデザインがかわいいんですよね。今までの缶詰のイメージを払拭すべく、飾ってもカワイイ見た目を目指したんだとか。
さっそく食べたことのある「オリーブオイル漬」「パプリカチリソース味」「レモンバジル味」に加えて「アクアパッツァ風」「ブラックペッパー味」を実食していきます。
サヴァ缶5種を食べ比べ
【パプリカチリソース味】
久々に食べましたが、相変わらず身が肉厚! 脂がのったゴロッと大きい身が入っているので食べ応えも十分です。サバのうま味のあとからチリの辛さが追いかけてきて、そこそこピリ辛でおいしい。サラダやカレー、エスニック系にも合いそうかも。
【レモンバジル味】
酸味とバジルがとてもさわやかでとても食べやすいです。ご飯のおかずによし、つまみによし、パスタとかにも合いそうかも。
【アクアパッツァ風】
缶を開けるとニンニクがふんわり香ります。そして口に入れてもオリーブオイルとニンニクとサバがすごくマッチ! ご飯にもバゲットにもあいそうで応用がききそうな万能選手。
【ブラックペッパー味】
おお! これはなかなかコショウがガツンと効いています。ただ風味がしっかりしているだけで塩辛いわけじゃないのもポイント。
「サヴァ缶 de そうめん」もうまい!
そして、今回注文したセットにはアレンジレシピもたくさん添えられていたので、そのなかから「オリーブオイル漬け」を使用した「サヴァ缶 de そうめん」をつくってみることにしました。
まずオリーブオイルとサバの身を分け、オリーブオイルに白だし(めんつゆで代用)と大根おろしを混ぜてたれをつくります。ゆでて冷やしたそうめんにサバの身、ミョウガ・ネギなどの薬味、サバの身を添えてレモン汁をちょっとかけて出来あがり。
ゥオー、これはうまい! 大根おろしとサバの脂+オリーブオイルがすごく合います。これなら野菜もタンパク質も取れるし、そうめんのものたりなさみたいなものを完全に補ってくれます。レモンもさっぱりしてベストマッチ。トマトや梅干しも相性いいかもしれません。
さて、5種を改めて食べ終えての個人的な好みは以下のとおり。
3位 アクアパッツァ風
2位 パプリカチリソース味
1位 レモンバジル味
ニンニクが効いていておいしかった「アクアパッツァ風」が3位、ピリ辛がとてもいいアクセントになっていた」「パプリカチリソース味」が2位、さわやかな「レモンバジル味」が1位かな! でもかなり僅差で、どれも甲乙つけがたくおいしかったな~という感想です。
どれも身が肉厚で脂がのってる点もすばらしいですし、味つけも濃すぎず薄すぎず絶妙。おかずにもツマミにもパンにもご飯にもという感じでとても使いやすい缶詰だと思います。甘いものが苦手な方にも料理しない人にもバッチリ。
おいしくてシャレの利いてる「Ça va?缶」シリーズ、試して損なしだと思います。
岩手県産株式会社
「サヴァ缶5缶セットギフト箱入り 5種類食べ比べ」3040円 (税込)
日もち ★★★★☆
配りやすさ ★★★★☆
満足感・味・手頃さ ★★★★★
※紹介した商品は、取材時に販売されていたものです。同じ商品がない場合や、すでに販売終了している可能性もありますので、ご了承ください。
西園フミコ
漫画家。「コミックDAYS」で2018年から全国のおみやげをとりあげる『おみやげどうしよう?』を連載(全4巻)。