都内約80店舗を展開するアンテナショップ。今回は、「かごしま遊楽館」に並ぶ鹿児島県産商品に注目。2021年4月から2022年3月までの「総合売上額」、「調味料＆ご飯のおともなど、食事関連の販売個数」の各トップ3と、「ショップスタッフさんおすすめ商品」ベスト3を一挙にご紹介します。
「チーズまん」など注目商品にも出会える「かごしま遊楽館」
1階には、100銘柄以上の本格焼酎をはじめ、さつま揚げ、銘菓・かるかん（軽羹）など鹿児島グルメが集結。チョコチップ入りビスケット生地でチーズクリームを包んだ洋風饅頭「チーズまん」や、九州産干し大根が個包装になった「ぽり×２（ぽりぽり）」なども注目されています。お買い物の合間には、2階のレストラン「遊食豚彩いちにいさん」で、名物のかごしま黒豚肉のしゃぶしゃぶなどを食べるもよし、3階の「鹿児島ブランドショップ」で薩摩切子や薩摩焼などの工芸品を鑑賞するなどかごしま遊楽館を堪能しよう。
ふるさとの味が首位をキープ！総合売上額トップ3
1位 有村屋「さつま揚げ詰め合わせ」 13枚・1080円（税込）
2位 明石屋「軽羹饅頭」 1個・184円（税込）
3位 お茶の春一番「知覧茶 おく一番」 100g・1080円（税込）
鹿児島名物「さつま揚げ」。前年度と変わらず大正元年創業の老舗「有村屋」のお買い得な詰め合せが1位に。2位は、山芋と米粉を合わせてこし餡を包んで蒸した「軽羹饅頭」。ふわりとした優しい食感と上品な甘さ特徴の郷土菓子です。市町村別ではお茶の生産量全国1位の南九州市。緑の鮮やかさと甘みが際立つ「知覧茶 おく一番」が3位にランクイン。
甘めの味つけが鹿児島の定番！食事系商品の販売個数トップ3
1位 横山醸造「母ゆずり こいくち」 500ml・573円（税込）
2位 唐船峡食品「唐船峡のめんつゆ」 500ml・486円（税込）
3位 キンコー醤油「黒豚みそ」 200g・594円（税込）
1位は、鹿児島で愛されている甘口しょうゆ「母ゆずり こいくち」。まろやかな甘味と程よいとろみが特徴です。地元で長年親しまれている「唐船峡のめんつゆ」が2位に。名水百選に選ばれた天然の湧水と、生産量日本一の鹿児島県枕崎産の鰹節を使用しためんつゆは、すっきりとしたうま味がとほのかな甘味が人気に理由。3位は、みそに豚肉の切り身が入った甘めの味つけの「黒豚みそ」。食べごたえのある黒豚肉がゴロっと入ったご飯がすすむ1品です。
スタッフが自信をもっておすすめするベスト3
1位 薩摩川内鰻「薩摩川内うなぎ 蒲焼真空」 1尾・各2160円（税込）※12月以降2430円
2位 天文館むじゃき「むじゃきの白熊」 330ml・648円（税込）
3位 南州農場「黒豚炭火焼き」200g・1080円（税込）
1位は、真空パックになったウナギの蒲焼「薩摩川内うなぎ 真空」。「養殖ウナギの生産量日本一の鹿児島県が、自信をもっておすすめする商品です。ふんわり柔らかな身は一度食べたらやみつきになりますよ」（店長・前園さん）。かき氷にフルーツなどをトッピングし、甘い練乳をかけたご当地スイーツ、白熊（しろくま）。本家「天文館むじゃきの白熊」の「むじゃきの白熊」が2位に。3位は、ひと口サイズにカットした食べ応えのある県産黒豚肉を特製ダレで味つけし、炭火で丁寧に焼き上げた「黒豚炭火焼き」。炭火の香ばしさと黒豚のうま味が凝縮した逸品は、ご飯にもビールにも合います。
＜取材・文＞ 寺川尚美
