銘酒が450種類以上。酒どころ福島県のアンテナショップ人気トップ3

都内約80店舗を展開するアンテナショップ。今回は、「日本橋ふくしま館 MIDETTE」に並ぶ福島県産の商品に注目。2021年4月から2022年3月までの「総合売上額」、「調味料&ご飯のおともなど、食事関連の販売個数」の各トップ3と、「ショップスタッフさんおすすめ商品」ベスト3を一挙にご紹介します。

酒処ならではの新酒が並ぶ「日本橋ふくしま館 MIDETTE」

日本橋ふくしま館 MIDETTE
 
 福島の特産品の販売や観光情報を発信するショップには、桃やブドウ、梨など旬の果物や野菜、銘菓、工芸品など特産品がずらり。全国新酒鑑評会において、金賞受賞数が9回連続日本一を誇る酒処でもある福島県。日本酒コーナーには約450種類の銘酒がそろい、冬の新酒の時期(12~3月)はとくに注目です。そのほか飲食コーナーや各種イベントなどお見逃しなく。

お土産にも喜ばれる総合売上額トップ3

ままどおる
三万石「ままどおる」 5個入り

1位 三万石「ままどおる」 5個入り・600円(税込)
2位 会津小林畜産「国産馬刺しモモ」150g・1971円(税込)
3位 おのざき「厚揚げソフトかまぼこ」 500g(12本)・795円(税込)

 50年以上、変わらぬ優しい味わいが魅力の「ままどおる」が1位に。バターを使った生地でミルク味のあんを包み込んだ焼き菓子です。2位の「国産馬刺しモモ」は、馬刺しのなかでも、しっかりとした食べごたえと口の中にうま味が広がるモモ肉を使用。低カロリーかつ高タンパクの健康食材としても支持されています。3位は、幅広い世代に親しまれる「厚揚げソフトかまぼこ」。昔ながらの特殊製法で、タマネギを練りこんで甘味を引き出し、口当たりもなめらか。

ご飯が進む食事系商品の販売個数トップ3

金山3P納豆
伊藤食品「金山3P納豆」

1位 伊藤食品「金山3P納豆」 150g(50g×3)・150円(税込)
2位 森藤食品「いか人参」 310g・540円(税込)
3位 吾妻食品「うまくて生姜ねぇ」 240g・650円(税込)

 1位は、奥州・福島県表郷村の上質な地下水でつくられた「金山3P納豆」。リピーターの多い小粒タイプです。2位の「いか人参」は、スルメイカと人参を程よい甘さのしょうゆタレに漬けた郷土食。ご飯のおかずはもちろん、お酒のアテにも人気。国産ショウガを特製しょうゆに漬け込んだ「うまくて生姜ねぇ」が3位に。ショウガのさわやかな辛味と食感のよさは、そのまま食べても、万能調味料としても重宝する食卓の名脇役です。

スタッフが自信をもっておすすめするベスト3

精米 福、笑い
JAパールライン福島「精米 福、笑い」

1位 JAパールライン福島「精米 福、笑い」 300g・540円(税込)
2位 福島紅葉漬「阿武隈の紅葉漬」 90g・540円(税込)
3位 長久保食品「長久保のしそ巻き」 150g・540円(税込)

1位は、長い年月をかけて開発された福島県のオリジナル品種「精米 福、笑い」。「生産者を始め、開発に携わった多くの方々の思いがぎっしりと詰まっています。今年の新米も香り・甘味・ふくよかさのいずれにも優れたお米になりました。2㎏袋もご用意しています」(館長・佐々木さん)。2位は、新鮮な秋鮭を麹で漬け込み、とろけるような食感が特徴の「阿武隈の紅葉漬」。ご飯のおともやお酒のおつまみとして県民に親しまれています。3位は、いわきの郷土食「長久保のしそ巻き」。大根を漬け込み、シソで巻いた漬物は、ご飯にもお酒のアテにも合う逸品です。

日本橋ふくしま館MIDETTE
日本橋ふくしま館 MIDETTE(ミデッテ)

<取材・文/寺川尚美>