都内約80店舗を展開するアンテナショップ。今回は、「八戸都市圏交流プラザ 8base(エイトベース)」に並ぶ青森県八戸圏域産の商品に注目。2021年4月から2022年3月までの「総合売上額」、「調味料&ご飯のおともなど、食事関連の販売個数」の各トップ3と、「ショップスタッフさんおすすめ商品」ベスト3を一挙にご紹介します。
八戸圏域の旬の食材や地酒に満たされる「8base」
青森県の八戸都市圏域(八戸市・五戸町・三戸町・階上町・おいらせ町・南部町・新郷村・田子町)8市町村のお土産品や郷土料理、地酒などが味わえるアンテナショップ&レストラン。JR有楽町駅から新橋駅間の高架下空間を活用したエリア「日比谷OKUROJI」内に、2020年9月オープンした、八戸圏域の魅力を体感できる話題のスポットです。お土産品は、せんべい汁やリンゴジュース、紅玉アップルパイのほか、クラフト雑貨など多彩。レストランでは、ランチ、スイーツ、お酒、ディナーなど用途に合わせた利用ができるのがうれしい。
おやつや酒のアテに欠かせない!総合売上額トップ3
1位 しんぼり「チョコQ助」 85g・340円(税込)
2位 坂下商店「揚げチーズ」 57g・260円(税込)
3位 花万食品「なかよし」 80g・870円(税込)
1位は、薄く焼いた南部せんべいに軽くライン状のチョコをかけた「チョコQ助」。八戸の民芸菓子処「しんぼり」が製造し、SNSで火がつき売りきれ必至となったお菓子。サクサクとした食感、塩味とチョコの甘味が絶妙です。2位の「揚げチーズ」は、南部せんべいを香ばしく揚げ、とろ~りチーズをトッピング。ザクザクとした食感はおやつにも、おつまみにも人気。八戸港で水揚げされたイカを乾燥させ、特製チーズではさんだ「なかよし」が3位にランクイン。イカのうま味とチーズの風味がまろやかにミックスした、長年愛される逸品です。
やさしい味わいにいやされる!食事系商品の販売個数トップ3
1位 いずもり「せんべい汁」 せんべい8枚、スープ28g×2袋・390円(税込)
2位 味の加久の屋「ほやの塩辛」90g・400円(税込)
3位 コラムの醸造「元祖コムラのなんばんみそ」110g・270円(税込)
八戸土産として不動の人気を誇る「せんべい汁」が1位に。コクのあるスープと、だしを吸ったモチモチのせんべいは唯一無二のおいしさ。おかずに、小腹がすいたときのおやつに、お酒の〆にぴったりです。2位の「ほやの塩辛」は、鮮度抜群の三陸産ホヤを塩辛に仕上げた1品。食べやすい浅漬けタイプなので、ご飯や日本酒と好相性。3位は、野菜をもろみに漬けた漬物「元祖コムラのなんばんみそ」。明治時代から青森県南地方の冬も保存食として誕生した伝統の味。甘口や辛口などがあり、食卓に欠かせない1品です。
スタッフが自信を持っておすすめするベスト3
1位 金剛「鯖パテ」 45g・400円(税込)
2位 八戸十全物産「ごぼうたんざく煎餅」 50g・400円(税込)
3位 なんごうプラザ「紫福の時」 1個・330円(税込)
レストランの人気メニューが商品化した「鯖パテ」が1位に。サバとみそとクリームチーズの濃厚な味わいがたまらない和風パテです。南部せんべいはもちろん、クラッカーにのせてどうぞ。2位は、家族で楽しめる「ごぼうたんざく煎餅」。「生産量日本一の青森県産ゴボウを食べやすいせんべいに。カリッとした食感に、豊かに広がるゴボウの味わいが病みつきになります」(店長・高橋泰恵さん)。3位の「紫福の時」は、濃厚なクリームチーズと南郷産の生ブルーベリーがゴロゴロ入ったもっちり大福。購入できるのは、地元の「道の駅 なんごう」と、「8base」のみという希少なお菓子です。
<取材・文/寺川尚美>