都内約80店舗を展開するアンテナショップ。今回は、「ザ・博多 有楽町店」に並ぶ福岡のグルメ商品に注目。2022年1月から2022年12月までの「総合売上額」、「調味料&ご飯のおともなど、食事関連の販売個数」の各トップ3と「ショップスタッフさんおすすめ商品」ベスト3を一挙にご紹介します。
福岡のローカルフードに出会える「ザ・博多 有楽町店」
店内には、さまざまな明太子商品や豚骨ラーメン、ロールクッキー「チロリアン」など、福岡ローカルグルメが約550点以上。冷やし食べる新感覚の唐揚げ「努努鶏(ゆめゆめどり)」など、都内ではここだけでしか購入できない商品も。福岡県出身者がリピータなのも納得です。おすすめ商品やおいしい食べ方など、スタッフに尋ねながら選んでみて。
長年変わらぬ味が魅力!総合売上額トップ3
1位 鳥一番フードサービス「努努鶏(手羽中)」 230g・1080円(税込)
2位 仟(せん)「からかもん」250g・670円(税込)
3位 かさの家「梅ヶ枝餅」 5個入・650円(税込)
1位は、昭和56(1981)年に誕生した福岡名物の唐揚げ「努努鶏(手羽中)」。冷蔵庫から出して自然解凍5~10分。ピリ甘辛の味つけは、おやつにもお酒のつまみにも合います。豚骨ラーメンのトッピングに欠かせない辛子高菜「からかもん」が2位に。ウコン塩で漬け込んだ高菜を油で炒め、唐辛子を加えた1品は、白米、チャーハン、スープなど幅広い料理に活躍。3位は、大宰府天満宮の参拝時の手土産として知られる「梅ヶ枝餅」。手焼きで焼きあげたおもちは、外はカリッ、中はフワフワ。上品な甘味のあんとのバランスが絶品です。
食通の県民にも愛される、食事系商品の販売個数トップ3
1位 仟(せん)「からかもん」250g・670円(税込)
2位 ニビシ醤油「さしみ醤」360g・378円(税込)
3位 よかろう「かしわ飯の素」200g・599円(税込)
2位にランクインしたのは、九州ならではの甘いしょうゆ「さしみ醤」。本醸造しょうゆをベースに、素材のおいしさを一層引き立てたお刺身用のしょうゆです。口当たりはまろやかでトロリとした食感は、すしや照り焼き料理におすすめ。3位は、炊いたご飯に混ぜるだけで福岡の郷土料理・かしわ飯ができる「かしわ飯の素」。鶏肉は九州産の若鶏のみを使い、シイタケやこんにゃく、ニンジン、ゴボウ、油揚げなどの具材も国産を使用。約60年変わらぬ味を守り続けています。
スタッフが自信をもっておすすめするベスト3
1位 山口油屋福太郎「明太バターフランス」 1個・432円(税込)
2位 トリゼンフーズ「博多柚子ぽん酢」 360ml・486円(税込)
3位 まるきた水産「炙り明太」 80g・745円(税込)
1位は、もっちりとした歯ごたえのフランスパンに「福太郎」の明太子をたっぷり詰め込んだ「明太バターフランス」。バター風味の香りと明太子のピリッとした辛さがベストマッチ。冷蔵庫にストックしておけるぜいたくなおやつです。2位の「博多柚子ぽん酢」は、華やかな香りの九州産ユズ果汁を使用し、まろやかな酸味が特徴のぽん酢。「暑さが増すこれからの季節は、サラダや酢の物に加えてさっぱりといただけます」(店長・藤嶋久美子さん)。3位は、ふっくらとなめらかでありながら、しっかりとした粒感、うま味と穏やかな辛味が堪能できる「炙り明太」。ご飯、おにぎり、豚骨ラーメンとの組み合わせも抜群です。
<取材・文>寺川尚美