さわやかな香りを満喫。アンテナショップで楽しむ小豆島オリーブグルメ

薬膳ではオリーブは体にうるおいを与える働きが高い食材といわれています。薬膳アテンダントの池田陽子さんによると、乾燥肌の改善によくしっとりした美肌づくりに最適。大腸にもうるおいを与え、便秘にもおすすめとのこと。香川の食の幸がそろう「香川・愛媛せとうち旬彩館」の、オリーブグルメをご紹介。

世界でも評価される香川県の特産品

香川・愛媛せとうち旬彩館
「香川・愛媛せとうち旬彩館」

 香川県はオリーブ生産量日本一を誇ります。県花、県木にも指定されているオリーブは、小豆島で栽培が始まり、現在では小豆島(土庄町、小豆島町)のほか、高松市、坂出市、さぬき市、三豊市、宇多津市、多度津町などにおいても栽培されるようになりました。小豆島は日本におけるオリーブ栽培発祥の地。明治41(1908)年、当時の農務省が缶詰に使うオリーブオイルを国内で自給するために、栽培地のひとつとして小豆島を選んだことがきっかけです。

 小豆島に植えられたアメリカ産オリーブの苗木は、瀬戸内海の温暖で雨の少ない気候が栽培に適し、次第に収穫量も増えていきました。栽培されるオリーブの種類も増え、特産品として定着。収穫されたオリーブの実を使ったオリーブオイルは、宮内庁への御用達、産業博覧会の入賞などでその名が多くの人に知られるようになりました。
 その後、世界的なオリーブオイル品評会でも高い評価を得て、人気を獲得。小豆島ではオリーブオイルだけではなく、オリーブを使った多彩な商品が加工されています。香川・愛媛せとうち旬彩館でもオリーブグルメを取り扱い中。

オリーブ風味のフルーティーなグリーンカレー

オリーブ果実のグリーンカレー
「オリーブ果実のグリーンカレー」(700円)

 小豆島のオリーブの特長は濃厚な味わいと、やわらかな歯ごたえ。果実そのものを加工した商品もそのおいしさを満喫できます。小豆島・宝食品「オリーブ果実のグリーンカレー」(700円)は、オリーブの果実が入った珍しいグリーンカレー。具はオリーブの実に加えて、赤ピーマン、ナス、タケノコと野菜たっぷり。隠し味にオリーブの葉、そして小豆島の特産であるしょうゆをプラスしています。

オリーブ果実のグリーンカレー
食べればやみつき!

 刺激のある辛さのなかに、ジューシーなオリーブのうま味とやさしい甘味が加わって、なんともフルーティーなグリーンカレー。ちょっとハマる味わいです。

さわやかな緑色が美しいオリーブの味のそうめん

島の光 オリーブそうめん
「島の光 オリーブそうめん」(450円)

 小豆島といえば、そうめんも特産品。小豆島二大コラボともいえるのが小豆島手延素麺協同組合の「島の光 オリーブそうめん」(450円)。小豆島は手延べそうめん生産地として400年の歴史を誇ります。とくにブランド商品「島の光」は、江戸時代初期にからの独特の製法でつくられている逸品。
 そうめんづくりが行われるのは晴天が続く冬場。厳選された小麦粉と瀬戸内の良質な塩と水で練り上げた生地をよく練り、たっぷり熟成時間をとって2日がかりで仕上げます。瀬戸内の潮風を受けた天日干しで、白く細い麺、コシが強くなめらかなのど越しが魅力です。

島の光 オリーブそうめん
つるつるとした口当たりも楽しめる

 オリーブそうめんは、生地に小豆島産オリーブの果実を練り込み、表面にオリーブ油を塗って仕上げてあります。目にもさわやかな美しい緑色のそうめんは、食べてみるとつるつると口当たりよく、オリーブの豊かな風味がジワッと広がります。めんつゆで食べてももちろんおいしいですが、オリーブオイルと合わせてトマトなどをトッピングした「冷製パスタ風」に食べても絶品です。

白ワインのおともにぴったり、オリーブペースト

洋風オリーブペースト
「洋風オリーブペースト」(550円)

 オリーブをペーストで楽しむのはいかがでしょう? 小豆島・東洋オリーブ「洋風オリーブペースト」(550円)はオリーブの実をたっぷり使ったペーストです。東洋オリーブは、昭和30年に小豆島でオリーブ栽培をスタート。現在は、小豆島池田地区と豊島で日本最大の面積を誇る畑を所有し、オリーブオイル、オリーブを使った加工品や、化粧品を製造しています。

洋風オリーブペースト
オリーブの香りと味わいがしっかり味わえる

 オリーブのプロフェッショナルともいえる同社が手がけた、洋風オリーブペーストは、オリーブの果実をあらびきにして使用。ガーリック、バジルを加えてオリーブオイルであえ、香辛料で風味豊かに仕上げてあります。食べてみると、口の中でオリーブがさく裂するよう! オリーブの香りと味わいがしっかり。ガーリックのコクや、バジルの爽快な風味が加わってパンチのある味わいです。バケットに塗ったり、パスタ、肉や魚のソテー、ドレッシングなど幅広く使えます。白ワインのおともにぴったりの味わいになりますよ。

―[日本全国アンテナショップでゆる薬膳/池田陽子]―

池田陽子さん
薬膳アテンダント、食文化ジャーナリスト、全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。宮崎県生まれ、大阪府育ち。立教大学社会学部を卒業後、広告代理店を経て出版社にて女性誌、ムック、また航空会社にて機内誌などの編集を手がける。カラダとココロの不調は食事で改善できるのでは? 関心から国立北京中医薬大学日本校に入学し、国際中医薬膳師資格取得。食材を薬膳の観点から紹介する活動にも取り組み、食文化ジャーナリストとしての執筆活動も行っている。趣味は大衆酒場巡りと鉄道旅(乗り鉄)。さばをこよなく愛し、全日本さば連合会にて外交担当「サバジェンヌ」としても活動中。近著に『中年女子のゆる薬膳。』(文化出版局刊)『1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日』(JTBパブリッシング)ほか、『ゆる薬膳。』(日本文芸社)