岡山のジューシーな白桃をまるごと1個使ったぜいたくなパフェ登場

岡山県名産の白桃が旬を迎えています。岡山白桃のスイーツフェアを東京・新橋の「とっとり・おかやま新橋館」で開催中。桃好きが絶賛する大人気の「岡山白桃パフェ」を紹介します。

白桃をおいしいタイミングで楽しめるフェア

岡山白桃フェア
白桃をしっかり味わえるメニューをご用意

 岡山県をイメージする果物といえば「白桃」と「ブドウ」。桃の生産量でいえば、岡山県は全国6位と決して多くありません。にもかかわらず、桃が有名なのはなぜでしょう?

「それは白桃の名のとおり“外観が白い”ことが、世界中見渡してもまれだから。外皮が白いだけで希少性があります。シャインマスカットは全国で、最近では海外でも栽培されていますが、白い桃は岡山県で独自に発展した技術です。とても丁寧に栽培され、出荷の際も傷が少しでもつかないように作業をし、みなさんの手元に届く頃に果肉がやわらかく、香りが立ち、果汁があふれるもっともおいしい状態になるように収穫しています」(岡山県農林水産センター 農業研究所 果樹研究室・樋野友之さん)。

 7月~8月に最盛期を迎える白桃には、代表的な「清水白桃」のほか「おかやま夢白桃」「白鳳」「白麗」などいくつか品種があり、出荷時期が少しずつ異なります。それぞれの品種のいちばんおいしいタイミングで楽しめるのが、今回ご紹介するフェアです。

果汁たっぷり風味豊かな桃を堪能

岡山白桃
やわらかく繊細な岡山白桃

 東京・新橋駅近くのアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」2階のビストロカフェ「ももてなし家」では、毎年恒例の白桃が堪能できるフェア「岡山白桃フェア」を開催中。今年は4種類のメニューをご用意しています。

『岡山白桃パフェ2023~白桃まるごと贅沢一個使い~』は、その名のとおり白桃をまるまる1個使っています。パフェには桃のジャム、ヨーグルトムース、グラノーラ、桃のゼリー、バニラアイス…そして白桃まるごと! 白桃の風味とジューシーさがしっかりと味わえます。

岡山白桃パフェ2023
岡山白桃パフェ2023(2,300円税込)

 パフェは白桃の甘さを実感してもらえるよう、生クリームは使わず、ゼリーやジャムも甘さ控えめにしてさっぱりとしたスイーツに仕上げています。期間中、ほぼ週替わりで白桃の種類が代わるので、同じメニューでも味の違いが楽しめるそう。なお、白桃パフェは毎日数量限定で人気メニューのため、ぜひ事前予約を!

白桃スイーツ
左から、白桃タルト(1,200円)、フレッシュ白桃(1,600円)、白桃プリン(900円)すべて税込

 フレッシュでジューシーな岡山白桃がいただけるメニューはほかにも。『白桃タルト』はタルトの中にプリンと生クリームをつめ、そのうえに白桃をのせています。サクっとしたタルトと桃の果汁のバランスが絶妙。『フレッシュ白桃』は桃ゼリーのうえに一口サイズの白桃がゴロゴロ。香りと甘味が口いっぱいに広がります。『白桃プリン』は桃の風味がしっかりと味わえるプリンです。タルトとプリンは持ち帰りOKなので、お土産にしても喜ばれそう。これらのメニューも毎日数量限定なので予約をすると安心です。

都内各所でフルーツフェアを開催

白桃詰めわせ
アンテナショップでは白桃の詰め合わせも販売中

 上質な岡山県産の果物や果物を使ったスイーツが楽しめる「おかやま果実時間 in TOKYO」が都内の高級果実専門店や百貨店で開催されています。岡山白桃をはじめ、岡山ブドウの代表格で果物の女王と例えられている『マスカット・オブ・アレキサンドリア』や岡山県産オリジナル品種の『オーロラブラック』など、めずらしいブドウもお目見えします。

 旬を迎え、もっともおいしいこの時期に岡山フルーツで至福の時間をぜひ楽んで。詳しくは岡山クラフト果実をチェックしてみてください。

アンテナショップ
アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」

<取材・文>カラふる編集部