都内約80店舗を展開するアンテナショップ。今回は、「銀座NAGANO 」に並ぶ長野県産商品に注目。2022年4月から2023年3月までの「総合売上額」、「冷凍&チルド商品の販売個数」の各トップ3と「ショップスタッフさんおすすめ商品」ベスト3を一挙にご紹介します。
フルーツ王国ならではの逸品に出会える「銀座NAGANO」
店内には、信州を代表する食材や伝統食、世界に誇るなど長野ワインなど魅力的商品がずらり。ワッサーや生アンズ、生プルーンなど珍しいフルーツや、いろんなメーカーやパン屋さんから日替わりで届く「牛乳パン」も人気です。みそコーナーには、みそソムリエの資格をもつスタッフによるPOPを掲示。野菜と即席漬けのもとや、新鮮フルーツとモッツァレラチーズなど、意外な組み合わせの料理を提案しています。
特産フルーツ首位を独占!総合売上額トップ3
1位 長野県産「ブドウ」 1房・2500円前後(品種・サイズにより異なる)
2位 長野県産「リンゴ」 1個・250円~(税込)
3位 えびす屋「わかさぎのから揚げ 塩味」 80g・ 880円(税込)
1位は、フルーツ王国・長野の代表的な果物「ブドウ」。プリプリの「シャインマスカット」をはじめ、2021年に市場デビューした、種がなく皮まで食べられる「クイーンルージュ」など15品種以上が登場します。新鮮&多品種のブドウの食べ比べができるのも楽しい。同じく特産品の「リンゴ」が2位に。9月上旬の夏リンゴを皮切りに、4月頃まで、味もサイズもさまざまな30品種以上がラインナップ。中身が赤い品種や、アップルパイにおすすめの酸味の強い品種など、好みや用途に合わせてチョイスできます。3位は、諏訪の伝統の味「わかさぎのから揚げ 塩味」。カラッと揚げたワカサギはとても軽く、サクサク感がたまらない。ビールや日本酒との相性も抜群です。
お茶請けやお酒のつまみにも。冷凍&チルド商品の販売個数トップ3
1位 小川の庄「おやき(野沢菜)」 1個・216円(税込)
2位 長門牧場「味噌チーズ」 90g・739円(税込)
3位 岡本商店「野沢菜の漬物」 300g・410円(税込)
1位は、信州の郷土料理「おやき」。ナスや切り干し大根、カボチャなどさまざまな具材があるなかで人気が高いのが、長野を代表する漬物・野沢菜。乳酸発酵してうま味が増した野沢菜漬けのおやきは必食です。ダイス状に切った長野県産チーズにみそをからめた「味噌チーズ」が2位にランクイン。チーズのコクとみその塩気が好相性で、ワインと好相性。3位は、「野沢菜の漬物」。長野県民の家庭では、ご飯のおともだけでなく、お茶請けにも登場するそう。
スタッフが自信をもっておすすめするベスト3
1位 ヤマサン、果実企画ほか「各種ドライフルーツ」500~1500円くらい
2位 マル井「粗切りワサビ」 150g・650円(税込)
3位 戸田屋「栗きんとんおこげ」 40g・842円(税込)
1位は、さまざまな種類の果物からつくられた「ドライフルーツ」。なかでも人気が高いのが、アンズのドライフルーツ。半生タイプからドライまで多彩な種類を味わえるのも魅力。本ワサビのくきを粗く刻み、シャキシャキとした食感が楽しめる「粗切りワサビ」が2位に。刺し身や焼肉のおともだけでなく、ドレッシングとしてあえても使える万能調味料です。3位は、「栗きんとんおこげ」。「国産栗と砂糖のみをじっくり炊き上げてできる栗きんとんのあん。その炊き上げたあとの鍋肌にできるぜいたくなおこげをお菓子に仕立てた逸品。軽い食感と口に広がる栗の風味がやみつきになります」(所長代理・北澤敏江さん)。
<取材・文/寺川尚美>