国産ドライフルーツとティーバックのセットで紅茶を楽しむ
漫画家という在宅ワーカーにとって飲み物は死活問題。最初のうちこそはりきってハーブティーだなんだ、せっせといれてましたが、最終的にすべてが面倒くさくなり、水道水飲んでます。直で。それでいいのか! もうちょっと人間らしく!
そんななか、見つけたのが、愛知県名古屋市にある1978年創業の紅茶専門店「えいこく屋」さんの「フルーツティー 5点セット」。国産ドライフルーツとティーバッグのセットで、フルーツと紅茶を一緒に楽しめるというではありませんか。
そうそうこういうの探してた。健康で文化的な生活のため、早速お取り寄せ。
「えいこく屋」のフルーツティー5点セットをお取り寄せ
今回の「フルーツティー 5点セット」のフルーツは、リンゴ・イチゴ・キウイ・梨・フルーツミックスの5種。紅茶はウバ茶のようですね。ダージリン、キーマンと並ぶ世界三大銘茶のひとつで、メントール系のさわやかな香りと輝く水色が特徴だそうです。
色とりどりのドライフルーツが並んでいるだけでちょっと気分が上がります。
まずは「ミックスティー」。
フルーツとティーバッグをコップに入れ、お湯を注ぎます。
…完成!
見た目は完全に優勝していますが、味のほうはどうでしょう。
香りはイチゴのものがほのかに。紅茶自体はさっぱりした味わいで、そこへフルーツの酸味が加わっています。少しもどったドライフルーツもかじってみると……キウイすっぱ! いちごは甘ずっぱい。そこまで味は濃くないですが、なんだか豪華で飲んでいてとても満たされます。
お次は「アップルティー」。
こちらは先ほどのミックスティーよりも少し甘味を感じますね。「ほのかな甘味」ではあるので、お好みで砂糖やはちみつを入れてもいいとパッケージにありました。戻ったリンゴにもほのかな甘味があって、ちょうどいいおやつに。
3つ目は「キウイティー」。
うおお…やっぱりこのなかではいちばん酸味が強く感じます。そこそこ強烈にすっぱく、紅茶もスッキリ系なので目が覚める。
「いちごティー」。
見た目のかわいさはナンバーワンかもしれません。次第にツブツブが紅茶に浮いてきます。こっちが果実なんだっけね。
「梨ティー」。紅茶と梨の組合せもなのですが、梨のドライフルーツを初めて見た気がします。味は、5つのなかでいちばん甘いかもしれません。水分量の多い梨のドライフルーツ? と思っていたのですが、甘味が凝縮された感じ。おいしいです。
そんなこんなで5種飲み比べてみましたが、だいぶ充実したティータイムを過ごすことができました。見た目的にはいちごティー、味的には梨ティーが気に入りました。とくにドライフルーツとしての梨のポテンシャルが印象的でしたね。
えいこく屋さんでは、さすが紅茶専門店ならではの豊富な茶葉に加えてティーウェア、お茶うけ、ハーブやスパイスなどの直収品も多数取り扱っており、さらに本格インド料理店も経営。
知れば知るほどやり手の貿易商のお店だ! という印象ですが、ランチタイム以降はティータイムになるそうなので、インド料理を堪能するもよし、紅茶を堪能するもよしですね。
えいこく屋
フルーツティー 5点セット 1080円
日もち ★★★★★
配りやすさ ★★★☆☆
健康で文化的なティータイムに ★★★★★
※紹介した商品は、取材時に販売されていたものです。同じ商品がない場合や価格変更、すでに販売終了している可能性もありますので、ご了承ください。
西園フミコ
漫画家。「コミックDAYS」で2018年から全国のおみやげをとりあげる『おみやげどうしよう?』を連載(全4巻)。