都内約60店舗を展開するアンテナショップ。今回は、「あきた美彩館 」に並ぶ秋田県産商品に注目。2022年4月から2023年3月までの「総合売上額」、「冷凍&チルド商品の販売個数」の各トップ3と、「ショップスタッフさんおすすめ商品」ベスト3を一挙にご紹介します。
特産品から伝統工芸品までそろう「あきた美彩館」
東北の風情が感じられる温かみのある店内には、いぶりがっこやしょっつる、みそ、日本酒など、秋田自慢の逸品がずらり。自宅で本格炊き込みご飯が楽しめる「比内地鶏と香り舞茸の出汁釜飯」など注目商品のほか、曲げわっぱや川連漆器、楢岡焼など秋田の伝統工芸品にも出会えます。買い物の合間には、併設するダイニングで稲庭うどん、きりたんぽ、ハタハタ、比内地鶏などの郷土料理を堪能して。
秋田では外せない名物が首位に!総合売上額トップ3
1位 旭南高砂堂「まち子姉さんのごま餅」 1個・285円(税込)
2位 蕗月堂「バター餅」 3個入・399円(税込)
3位 BFダイニング「いぶり大根一本漬け」 1本・837円(税込)
1位は、白ゴマと黒ゴマをたっぷりブレンドしたゆべし「まち子姉さんのごま餅」。独特なマーブル模様が特徴で、口いっぱいにゴマの香りが広がります。2位の「バター餅」は、北秋田市で誕生し、県民に40年以上親しまれている郷土菓子。バター、砂糖、卵黄を練り込んだ優しい甘さのもちは、ふわふわ、もちもち食感がたまりません。大根を専用のいろりの天井につるし、桜やヒノキの木を燃やして薫製した後に塩を加えて糠漬けする秋田名物のひとつ、いぶりがっこ。併設するダイニングで提供しいているオリジナル・無添加のいぶり大根「いぶり大根一本漬け」が3位にランクイン。
料理やおやつに重宝する、冷凍&チルド商品の販売個数トップ3
1位 三高水産「ぎばさ」 200g・540円(税込)
2位 児玉冷菓「ババヘラアイス バラ盛りカップ」 100㎖・360円(税込)
3位 東北センバ「とろろ芋」 50g・125円(税込)
1位の「きばさ」は、海藻・アカモクのこと。秋田の郷土食のひとつで、鮮烈な磯の香りと粘りが特徴です。豊富な栄養素の摂取が期待できるうえ、ローカロリーというのもポイント。70年以上前に誕生し、現在は秋田の祭事などでもおなじみのアイス・ババヘラアイス。ピンク(イチゴ味)とイエロー(バナナ味)のアイスが、バラの花が咲いたようにきれいに盛られた「ババヘラアイス バラ盛りカップ」が2位に。3位は、東北産長イモと秋田県産の山のイモを使用した「とろろ芋」。1食分の小分け包装になっていて手軽に使用できるのも魅力。ご飯やそば、お好み焼きなどにもおすすめです。
スタッフが自信をもっておすすめするベスト3
1位 伊藤漬物「いぶりがっこのタルタルソース」 160g・756円(税込)
2位 ツバサ「きりたんぽカップスープ 比内地鶏醤油」 108g・639円(税込)
3位 秋田犬ツーリズム「秋田の枝豆」120g(20g×6袋)・896円(税込)
1位は、「いぶりがっこのタルタルソース」。「刻んだいぶりがっことマヨネーズ、薫製した卵とタマネギのバランスが絶妙です。パンはもちろん野菜のディップとしてお召しあがりください」(店長・江川勝子さん)。2位の「きりたんぽカップスープ 比内地鶏醤油」は、きりたんぽをチンして、お湯を注いで3分で完成。比内地鶏ガラが効いたしょうゆ味で、きりたんぽが手軽に味わえると評判です。3位は、秋田県産朝採れ枝豆を100%使用した本格枝豆スナック「秋田の枝豆」。「まるで本物の枝豆のようなおいしさで、やみつきになるスナックです!」
<取材・文/寺川尚美>