1位は県民に愛され50年の「ままどおる」福島県アンテナショップランキング

都内約70店舗を展開するアンテナショップ。今回は、「日本橋ふくしま館 MIDETTE」に並ぶ福島県産商品に注目。2023年4月から2024年3月までの「総合売上額」、「冷凍食品&チルド食品の販売個数」の各トップ3と、「ショップスタッフさんおすすめ商品」ベスト3を一挙にご紹介します。

酒処ならではの銘酒が勢ぞろい!「日本橋ふくしま館 MIDETTE」

日本橋ふくしま館 MIDETTE

 福島県の魅力を伝える首都圏情報発信拠点「日本橋ふくしま館 MIDETTE」。日本酒のコーナーには、全国新酒鑑評会で金賞受賞した銘柄がそろうほか、カテゴリー別、生産地域別に商品が選びやすく配置され、県外では手に入りにくい希少な銘酒にも出会えます。桃をはじめブドウや梨、リンゴ、サクランボなど、季節ごとに旬のフルーツが登場するほか、試食コーナーや「赤べこ」などの民芸品・工芸品コーナーも人気です。

県民にも愛される、総合売上額トップ3

三万石「ままどおる」
三万石「ままどおる」

1位 三万石「ままどおる」 5個入・675円(税込)
2位 会津小林畜産「国産馬刺しモモ」 150g・2268円(税込)
3位 柏屋「薄皮饅頭(こしあん・つぶあん)」 5個入・793円(税込)

 1位は、50年以上変わらない優しい味わいの「ままどおる」。バターを使った生地でミルク味のあんを包み込んだ焼き菓子です。2位の「国産馬刺しモモ」は、馬刺のなかでも、しっかりとした食べ応えと口の中にうま味が広がる人気の部位。低カロリーかつ高タンパクの健康食材としても支持されています。3位にランクインした柏屋の「薄皮饅頭」は、「日本三大まんじゅう」のひとつといわれる逸品。「こしあん」は、上品でなめらか、口どけのよさとさらっとした甘味が特徴。「つぶあん」は、甘さ控え目で小豆本来の素朴な風味が楽しめます。

毎日食べたくなる、冷凍&チルド食品の販売個数トップ3

会津の雪ソフトクリーミィヨーグルト
会津中央乳業「会津の雪ソフトクリーミィヨーグルト プレーン」

1位 会津中央乳業「会津の雪ソフトクリーミィヨーグルト プレーン」 180ml・129円(税込)
2位 伊藤食品「金山3P納豆」 150g(50g×3)・150円(税込)
3位 おのざき「厚揚げソフトかまぼこ」500g・798円/250g・496円(ともに、税込)

 1位の「会津の雪ソフトクリーミィヨーグルト プレーン」は、昔ながらの製法によるヨーグルト。飲みにくいくらいの濃厚さがクセになります。2位は、白河市表郷の 清冽な地下水でつくられた奥州名物「金山納豆」。リピーターの多い1品です。特殊製法でタマネギを練り込み、甘味を引き出した「厚揚げソフトかまぼこ」が3位に。口当たりがなめらかで、幅広い世代に好評。ハーフサイズ(250g)も人気。

スタッフが自信をもっておすすめするベスト3

森藤食品「いか人参」
森藤食品「いか人参」

1位 森藤食品「いか人参」 310g・561円(税込)
2位 会津二丸屋「鰊山椒漬け」100g・702円(税込)
3位 長久保食品「長久保のしそ巻き」150g・594円(税込)

 1つ目のおすすめは、スルメイカとニンジンをほどよい甘さのしょうゆダレに漬けた福島県の郷土食「いか人参」。2つ目は、身欠きニシンを山椒の葉とともに漬け込んだ会津の郷土料理「鰊山椒漬け」。「どちらも、ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみとしても好まれています」(館長・佐々木貴史さん)。3つ目は、「長久保のしそ巻き」。「大根を漬け込み、シソで巻いた漬物。いわきの故郷の味として、ご飯のおとも、お酒のおつまみ、お茶うけと幅広いシーンで愛され続けています」

福島県アンテナショップ
福島県アンテナショップ「日本橋ふくしま館 MIDETTE」

<取材・文/寺川尚美>