鹿屋市「ふくどめ小牧場」のハム&ソーセージ。丁寧につくられた本場の味わい

―[ビビっとくる日本全国おみやげ日記]―
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鹿児島県「ふくどめ小牧場」のハムとソーセージ

イラスト

 スイーツばかり取り上げがちなこのお土産コラム。そろそろ…肉が食べたい、しかもおいしい肉!! 

箱

 ということで今回取り上げるのは鹿児島県鹿屋市「ふくどめ小牧場」さんの「ハム・ソーセージセット【A】」。日本でここにしかない品種の「サドルバック」と「幸福豚」を飼育している家族経営牧場の人気商品つめ合わせを、早速お取り寄せ。

中身

 さて、ラインナップは以下のとおり。
・コッホシンケン100g
・コッホサラミ60g
・フライッシュケーゼ100g
・あらびきソーセージ110g
・プフェルツァー110g

 …なんかですね、聞いてもどんな食べ物かわからん、そんな読者の声が聞こえてきそうです(私がそうなだけです)。なんでも加工を担う弟さんは、食肉加工技術の習得のためドイツ留学のご経験があるそうで、一頭一頭に目と手をかけるドイツの方法を継承されているとか。だからドイツ語なんですね。

「ハム・ソーセージセット【A】」を食べ比べ

中身

コッホシンケン=モモ肉ハム
コッホサラミ=しっとりしたサラミ
フライッシュケーゼ=腸づめしていないソーセージ
プフェルツァー=ドイツ式ソーセージ
…と言ったところでしょうか。

 なお、「あらびきソーセージ」と「プフェルツァー」はランダムで「にんにらソーセージ」「ニュールンベルガー(焼きソーセージ)」になる場合もあるそう。商品と一緒においしい調理方法と食べ方指南も入っているので、もりもり食べていきましょう。

フライッシュケーゼ

<フライッシュケーゼ(腸づめしていないソーセージ)>
 両面を軽くキツネ色程度に焼いていただきます。…おいしい! ボローニャソーセージを時折買うので、ああいうしょっぱい感じなのかな? と予想していたのですが、ほどよい塩っけと肉のうま味。フライッシュケーゼ、初めて食べましたがおいしいですね。なんならソーセージより好きかもしれない。

フライッシュケーゼ

 ハーブの風味もよく、パンなんかによく合います。うーん最高の朝食になってしまったな…。どんどん行きましょう。

プフェルツァー(ドイツ式ソーセージ)
 
<プフェルツァー(ドイツ式ソーセージ)>
 ボイルでも焼きでもいけるようなので、ボイルで。うーんうまい。割と味や塩っけ、皮も割としっかりめですね。

プフェルツァー(ドイツ式ソーセージ)

 出来心でマヨネーズをつけたら辛すぎまして、余計なことをしなくても十分おいしいです。ソーセージに使われているハーブやスパイスも自家栽培、調合も自社製作だそうです。すごすぎる。

あらびきソーセージ
 
<あらびきソーセージ>
 こちらは焼きで。歯ごたえがあってプリプリしていて、ごちそう! という感じのソーセージですねえ。

コッホサラミ(しっとりしたサラミ)
 
<コッホサラミ(しっとりしたサラミ)>
 レタスと雑穀パンに挟んでサンドイッチにしてみたら大正解! めちゃおいしいです。

コッホサラミ(しっとりしたサラミ)
にんにくやハーブが香る、味わい深いサラミ。油分と塩分はやや強めで、おつまみにもよさそう。

<コッホシンケン(モモ肉ハム)>
 コッホシンケンは写真を撮り忘れてしまったのですが、油がのっててジューシーなビッグハム! 肉肉しいですが、しょっぱすぎず食べやすい。これまたパンにのっけて食べたらおいしかったです。

 そんなわけで各種食べ終えましたが、とくに「フライッシュケーゼ」と「コッホサラミ」のおいしさが印象に残りました。

 ふくどめ小牧場さんはお父さん・お兄さんが飼育、弟さんが解体~加工、妹さんが広報販売という家族経営で、飼っている豚も10~15頭と少数なのですが、味はもちろん、その規模の小ささをまったく感じさせないブランディングの上手さを感じました。なおかつ、兄弟育児中の私としては思わず(大人になってからも一緒に働けるくらい仲よし兄弟なんてスバラシイ!)とも。

 ほかにも「幸福豚のハンバーグ」「サドルバックのしゃぶしゃぶセット」と気になるお肉が目白押し。牧場に隣接しているカフェでは加工の様子もガラス越しに見学でき、店頭販売もあるそう。鹿児島のおいしい豚さん、試してみてはいかがでしょうか。

イラスト

ふくどめ小牧場 ハム・ソーセージセット【A】 3500円
日もち ★★★☆☆
配りやすさ ★☆☆☆☆
丁寧でおいしい鹿児島の豚さん ★★★★★

※紹介した商品は、取材時に販売されていたものです。同じ商品がない場合や価格変更、すでに販売終了している可能性もありますので、ご了承ください。

―[ビビっとくる日本全国おみやげ日記/第115回]―

西園フミコ
漫画家。「コミックDAYS」で2018年から全国のおみやげをとりあげる『おみやげどうしよう?』を連載(全4巻)。コミックエッセイ『ゴミ屋敷住人の祖父母を介護した話』が好評発売中!