青梅暮らしの魅力を発信「#おうめ推しデジタルアートコンテスト」優秀作を発表

自然と街とがほどよい距離感の東京都青梅市。青梅の魅力をより広く知ってもらうため、市では移住・定住推進プロモーションを展開中ですが、その一環のデジタルアートコンテストの結果が発表されました。青梅暮らしの魅力が伝わってくる作品たちをご紹介します。

「#おうめ推し デジタルアートコンテスト」優秀賞12作が決定

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 東京都の北⻄部、埼⽟県との県境に位置する東京都青梅市。霊峰として知られる御岳⼭をはじめ、⼭や自然のイメージが強い⻘梅市ですが、市街地エリアも広がる暮らしやすい土地柄です。

 都心へのアクセスのよさも魅力で、テレワークの普及を背景に、⾃然に近いところでのびのび暮らしたいというニーズも相まって移住検討者に注⽬されています。

 そうしたなか、⻘梅市では令和4年度(2022年度)より移住・定住推進プロモーション事業を展開。取り組みの⼀環で、市内外から⾒た⻘梅の魅⼒の発信を目的に、「#おうめ推し デジタルアートコンテスト」を開催しました。

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 コンテストは、インスタグラムとツイッターを⽤いて⾏われ、⻘梅市の「ここがスキ!」を写真やイラストで表現しています。約5カ月間で、応募総数は595件!

 そのなかからクリエイターやフォトフラファーなど5人による審査で優秀作品12点を選びました。いずれも力作ぞろいの12作品を審査員のコメントとともにご紹介します。

四季折々の青梅の空気感が伝わる作品が勢ぞろいの優秀作品

受賞1

くるいの写真倉庫さんの作品(左)
「看板の抜きが、グラデーションがかった空にステンシルのように重なっているところにひかれました」

54naom54さんの作品(右上)
「真っ直ぐに伸びる橋の直線美と⼭にかかる雲のあいまいな横のラインとのコントラストがすてきです」

fukuchan.0909さんの作品(右下)
「美しい⻘梅の⼣暮れ。⼤きく空を⼊れた構図が、奥多摩の特徴ある⼭並みをひときわ印象的に表現しています」

受賞2

yuka2626_26さんの作品(左)
「なに気ない⽇常ですが、鮮やかな⾚と⻩⾊のコントラストはだれもが⽬をひかれる情景だと思います。階段をじゅうたんの模様のように染めた紅葉に趣も感じます」

smilemoon2150さんの作品(中央)
「梅の花と、ぼやけた⼣焼けと緑の背景との調和がすばらしいです。淡い和の⾊みが⻘梅のイメージにぴったりだと思います」

Meichan111さんの作品(右上)
「どんよりとドラマチックな空だからこそ、紅葉がとても映えて神々しさを感じます。構図のバランスもよく、魅⼒があります」

yoshifukukuruさんの作品(右下)
「ピントをぼかした枝や緑が織りなす背景。そこに際⽴つ梅の花が美しいですね」

受賞3

sanpo_o_sさんの作品(左上)
「レトロな情景と、現代のデジタライズされた情景の切り取り⽅がすてきだと思います」

na.o.sanpoさんの作品(左下)
「舞い上がるおたき上げの炎が新春の市の楽しさを感じさせます。役⽬を終えて両⽬が⼊っただるまたち。⼼なしか満⾜気ですね」

西脇港斗さんの作品(中央)
「全体的にとても幻想的できれいな⾊みが気に⼊りました。滝の美しさと躍動感が伝わる写真だと思います」

_40238さんの作品(右上)
「さわやかな春と、どこかのんびりとした時間の流れを感じさせてくれます」

hacha82さんの作品(右下)
「飾らないロケーションも撮影者の“好き”という気持ちで特別な場所に変わりますね。本来は⽔が流れるコンクリートですが、⽊もれ陽と相まって、さまざまな生き物たちがくぐるトンネルのようにも見えます」

優秀12作品のほかにも⻘梅市を東⻄に流れる多摩川や、⼭や街に咲く花々、⼦どもやペットを入れて表現した写真のほか、イラストの応募作も多数。応募作品は「デジタルアートコンテスト特設サイト」から閲覧することができます。

<文/土倉朋子>