呉市でマルシェ「倉橋ZIMAE市」開催。サメに触ったり砂浜で跳び箱体験も

広島県呉市の倉橋島へ地域おこし協力隊として移住した前中詩織さん。3年間の任期を終え、そのまま定住することに。今回は島で開催した春のマルシェをレポート。

トマトと魚をテーマに「倉橋ZIMAE 市」開催

マルシェ
松林の中のマルシェ。デジタルスタンプラリーも開催

 桜の花をあちこちで見るようになった4月の倉橋島。秋にも開催された「倉橋ZIMAE 市」が、今回は旬のトマトと魚をメインテーマに戻ってきました! なんでトマトが春の旬? と思われるかもしれませんが、倉橋ブランドのフルーツトマトが今まさに旬を迎えているのです。

とまと寺子屋
トマトエリアでは農家さんによる「とまと寺子屋」を開催

 今回のマルシェでは、倉橋でトマトを生産している農家さんからおいしいトマトの育て方などの話が聞ける「とまと寺子屋」が開催されました。生産者さんのお話を聞いた後にトマトを食べてみる と、ただおいしいだけじゃなく違った見方ができるかも!?

さばき方教室
漁師さんが目の前でサカナをさばく「漁師による魚のさばき方教室」

 サカナエリアでも「漁師による魚のさばき方教室」が始まりました。こちらもたくさんの人が興味津々。鯛を使った実演です。魚をさばくのは難しいので、目の前で教えてくれるのはありがたい。きれいにさばき終わった鯛をもらった友人は家でアクアパッツァをつくったそう。なんておしゃれでおいしそうな食べ方!

浜焼きとトマトのコンポートを味わう

コンポート
鯛とタコの串焼きとトマトの白ワインコンポート

 会場では、浜焼きのおいしそうな香りが漂います。そんな匂いに誘われて、相方がちょこちょこおいしい食べ物を仕入れてきてくれました。

モッツァレラトマト
モッツァレラトマトも絶品

 トマト農家さんがつくるクラフトコーラやトマトを白ワインで甘く煮たトマトのコンポート(本当にフルーツを食べているかのよう!)は必食。そしてトマトとチーズとソースのバランスが最高のモッツァレラトマトも!

 お隣さんにおすそ分けいただいたブルスケッタも、ちょっとこれは今すぐお酒と一緒にいただきたい!!と いう気持ちに(笑)。本当にどれもおいしかったです。

タッチプールや砂浜の跳び箱が人気

プール
小さいサメがたくさん。触れるかな?
跳び箱
砂浜に設置した人気のフリー跳び箱

 ZIMAE市では食はもちろん体験にも力が入っています。昨年の秋も大人気だった魚に触れるタッチプールや砂浜に置かれたフリー跳び箱、火山のトレッキングツアー、そしてお昼ご飯をもって海上遊覧を楽しむランチクルージング。ほかに、新しい地域おこし協力隊さんによるポン酢づくり体験や畳屋さんの畳縁(たたみべり) を使ったワークショップ、シルクスクリーン、肩もみなんかも! 出店は22店ほどありました。

雑貨エリア
雑貨エリア

 今回の開催では木もれ日のさす松林の中、はじめての雑貨エリアもつくられました。お花やアクセサリーや紙物、本にレコードなどなど、ついつい手に取りたくなるものがたくさん! 木製のブースも相まってとてもいい雰囲気に。

畳べり
大きなクールガンで接着

 私も畳縁でネクタイのチャームをつくる体験をしました(業務用グルーガンがでかい!)。

シルクスクリーン
幼いお子さんもシルクスクリーン体験

 出店していた私のブースでは、ハンカチにワンポイントを刷るシルクスクリーンの体験をしてもらいました。

 みんなそれぞれ楽しそうで、いい笑顔がたくさん! とくに魚のエリアではクルージングの呼び込みなど活気あふれた声が飛び交っており、ひときわ会場を盛り上げていました。

次回は2024年秋に開催予定

Tシャツ
出店者全員で着たおそろいのオリジナルTシャツ

 春のマルシェでも出店者全員でおそろいのTシャツを着よう!ということで、Tシャツを手刷りで開催2日から数人が集まり刷り刷り…おしゃべりしながら楽しく作業しました。フライヤーなどを作成してくれたデザイナーさんがTシャツのデザインもご担当。白と黒のTシャツの2パターンあり、ドット絵状のイラストがとてもかわいくて。かなりお気に入りです♪

Tシャツ
Tシャツはシルクスクリーンで刷ったお手製

 このマルシェは、みんなでワイワイしながらつくり上げている感がとても好きで、これからもみんなで楽しく育てていきたいイベントです。2024年はまた秋頃に開催される予定ですが、今度はどんなことができるかなと今からワクワクしています。そして遊びに来てくれる方にも、次回も楽しみにしてもらえるイベントになるといいなと思います。

記念撮影
後片付けが終わった出展者たちで記念撮影

<取材・文・写真/前中詩織>

前中詩織さん
兵庫県出身。広島県最南端の島、呉市倉橋町の元地域おこし協力隊。大阪でグラフィックデザイナー、兵庫ではガラス工場で商品を製造。地域おこし協力隊を退任した後も島に住み、イラストやモノづくりといった得意分野を生かし、倉橋町の魅力を楽しく発信している。