パン好き必携の資格として注目を集めている「パンシェルジュ検定」。合格するとパンシェルジュとしてパンにまつわる仕事にいかせたり、特別なイベントや体験会への参加もできます。今回は埼玉県のパンシェルジュがおすすめする、竹炭やこんにゃく芋を練り込んだモチモチ食感のパンの登場です!
ほんのりとした甘さと、モチモチの生食パン
低糖質パンに出会ったことをきっかけに、1日2食はパンを食べるほどパン好きになったという埼玉県在住の伊勢由加さん。健康に気を使いつつ、週末にパン屋さん巡りをする伊勢さんのおすすめが、埼玉県に構える「#58 東浦和店」。
「おいしく食べて健康に」をテーマに開発されたのが、メディカルベーカリー®シリーズの「黒の生食パン。」、「白の生食パン。」、「赤の生食パン。」。心と身体を元気にするこだわりの生食パンのお店です。花をあしらうなど季節感のあるディスプレイは、オーナーさんの「いつ来ても楽しめるように」との思いから。生食パンのほかに、総菜をサンドした黒の生コッペパン、おやつにぴったりな生シフォンケーキがラインナップ。ほんのりとした甘味と、モチモチとした食感が幅広い世代に人気です。早速、伊勢さんが選んだ5つをご紹介。
植物繊維が豊富でヘルシーな「黒の生食パン」
宮崎県産の竹炭と下仁田産のこんにゃくイモを練り込んで、モチモチに焼きあげた「黒の生食パン」はお店の人気ナンバーワン商品。「竹炭は、体内の余分なものを吸着し、体外に排出する効果があると言われいます。こんにゃくイモは、おなかのお掃除隊で低カロリー食品。そんな最強コンビの食パンなんです。色は真っ黒だけど、歯が黒くなることはありません。翌日食べても美味しいですが、より甘みやモチモチ感を味わうなら、当日いただくのがおすすめです」(伊勢さん)
こんにゃくイモを練り込み、生きた乳酸菌をまぶしたのが「白の生食パン」。こちらは、スライス(280円)でも購入可能です。
総菜がたっぷり!「黒の生コッペパン」
黒の生食パンの生地をコッペパンに仕上げ、あふれんばかりの具材をはさんだ黒のコッペパンサンド。「約6種類のうちイチオシがこちら。スパイシーなカレー風味のポテトと、ほんのり甘いたくあんの相性が抜群! たくあんは細長く切っているので食感も楽しめます」(伊勢さん)
こちらは、東村山名物の黒焼きそばをサンドした1品。「イカ墨のソースとマヨネーズの味つけ、揚げ玉と紅ショウガのトッピングが絶品です。ボリューム満点なので、ガッツリ食べたいときにおすすめ。ほかにも、ピーナッツクリーム入りの『爆笑 超ナッツ』など、オーナーさんやスタッフが考案したユニークなメニュー名も見逃せません」(伊勢さん)
驚くほどふわふわな「シフォンケーキ」
「日本一ふわふわ」とウワサされるほど、空気を食べているような不思議な感覚のシフォンケーキ。「見た目にインパクトのある、黒のシフォンケーキ竹炭入り。上にかかったザラメが甘さと食感のアクセントに」(伊勢さん)
こちらはその名のとおり、ブランド卵「奥久慈卵」を使った1品。「甘さ控えめで卵の濃厚な味わいが特徴。そのままでも冷やしてもOKですが、温めるとより卵の香りが楽しめます」(伊勢さん)
生シフォンケーキは、ホールサイズでも販売。すべて手づくりなので売り切れ必至。予約しておくのがベストです。
おもてなしを大切にした、愛情あふれるベーカリー
安心安全な高純度の食用竹炭を、小麦粉より細かなミクロン以下にまで微細化し、こんにゃくイモと練りこんだ黒の生食パンなど、ヘルシーでおいしい手づくりパンを提供。店名「#58」は、創業者が生まれて初めて背負った背番号58が由来。「あの頃の素直さ、あの頃の一生懸命さ、あの頃の謙虚さ、あの頃の無邪気な自分を絶対忘れない!」という思いが込められている。
「毎日食べて健康になってほしいという願いからエコ割リもスタート。これは、#58のエコバッグを持参すると会計時5%オフになるサービスで、紙袋かビニール袋を無料で提供してくれます。お客さんに母の日にはカーネーションを、夏の暑い日には冷水ペットボトルを配布など、おもてなしを大切にされていて、リピートしたくなります」(伊勢さん)
■ショップ情報
東浦和店を含め、埼玉県内に5店舗を展開する地元で人気のベーカリー。生食パンとシフォンケーキは電話またはメールにて予約可能。アールグレイ茶葉100%使用の「紅茶の生シフォンケーキ」など新メニューも続々登場。
店名/#58 東浦和店
住所/埼玉県さいたま市緑区東浦和1-14-8フォレナ104
営業時間/10:00~19:00(売り切れ次第閉店)
定休日/無休
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<協力/パンシェルジュ検定運営事務局>
<取材・写真/伊勢由加、文/寺川尚美>
◆パンシェルジュ伊勢由加さん(パンシェルジュ3級)
元々は白米派で、ダイエットを機に低糖質パンと出会いパンの虜に。近年は、1日2食は大好きなパンを味わう。パンシェルジュ検定に挑戦した理由は、パンの歴史、文化、マナーを知ることでよりパン屋さん巡りが楽しめると思ったから。新型コロナウィルスが収束したら、全国のパン屋巡りへ。そして、パンシェルジュ検定2級、1級の取得が目標。