広島県と言えば宮島や尾道などの観光スポットが有名ですが、今回ご紹介したいのが三原市です。広島空港があったり、しまなみ海道が近かったり、三原沖で獲れるタコが絶品だったりと実は凄い町らしい! 東京・銀座にある「ひろしまブランドショップTAU」で三原市の魅力を紹介する発表会が行われたので、編集部が足を運んでみました。
三原産のバツグンの料理でおもてなし
とても大ぶりで味も濃厚な牡蠣や、弾力が強く旨味の詰まったみはら神明鶏、赤身の味が濃い広島牛など、三原の魅力が詰まった料理が振る舞われました。なかでも一番びっくりしたのがタコです。刺身とタコ飯の2種類の料理が出てきましたが、特に刺身が絶品でした。
プリプリを通り越してザクザクとかみ切れるような気持ちのいい食感で、噛めば噛むほどうまみがにじみ出る! 何度かタコの刺身は食べたことがありますが、こんなタコは人生初でした。是非、現地で獲れたてを味わってみたくなる衝撃のうまさでした。
このタコのうまさの秘密を三原市の方にたずねてみると「三原沖で行われている蛸壺漁は江戸時代から続いている伝統ある漁で、三原沖で揚がるタコは『三原やっさタコ』というブランドで売り出さしています。普通のタコは塩で揉み洗いしますが、三原のタコは一匹ずつ活け締めして、味を落とさないためあえて塩揉みせず、急速冷凍して味を保っています」とのことでした。
広島県出身のドロンズ石本さんも登場
イベント終盤には広島出身のお笑い芸人ドロンズ石本さんが登場。石本さんに三原の魅力を伺ってみると「海と山!僕もそうですけど、地元の人間はずっとこれを見て育ってきたのでやっぱり誇りですね。」と語ってくれました。
イベントから帰宅しようとすると、観光大使の方々により三原市産の「さぎしまみかん」がゲストに配られた。帰宅後すぐに食してみたところ、皮が薄くほどよい酸味と甘みがバツグンのみかんでした。
イベントは三原市の方々の気さくなおもてなしが心地よく、ほんのわずかな時間でも三原の魅力を十分に感じることができました。観光名所が多い広島県ですが、広島観光の際には三原市も押さえておくと広島の魅力をより一層感じることができそうです。
発表会では三原市の歴史や名産物、お笑いコンビ「メンバー」が三原の祭りとコラボした、歌ネタ動画の紹介などが行われました。
※この歌ネタ、かなり中毒性がある歌ネタで何度もリピート再生してしまいます。https://mihara-matsuri.com/
<取材・文・撮影/カラふる編集部>