福井県池田町にある「ツリーピクニック アドベンチャー いけだ」。2023年4月に、新エリア「コベンチャーパーク」などもオープンし話題を集めています。国内有数のジップラインが楽しめる、自然体感スポットをご紹介します。
最高地上高60m、所要時間約60分のジップライン
約92%が森林、人口はわずか2200人の福井県・池田町。「木や森を教材に、皆がつながっていく仕組みや施設づくりを目指す」をコンセプトに、2016年誕生したのが「ツリーピクニック アドベンチャー いけだ」です。敷地内には、「メガジップライン エリア」、「アドベンチャーパーク エリア」、新エリア「コベンチャーパーク エリア」、そして宿泊施設「アウトドア エリア」が広がっています。
「今春、当施設がリニューアルオープンしました。身長などの制限なく、予約なしでも楽しめる『コベンチャーパーク』には、森の中を周遊する『スネークライン』やミニアスレチック『勇者の森』など充実の遊びが満載! また、本格的なアスレチックに挑戦する新設の『ジュニアディスカバリーコース』や新築のキャビンを含め宿泊施設も充実しています。8月には、大型木製遊具『王家の山』も登場予定です。今夏は、大自然の中で優雅なひとときをお過ごしください」(まちUPいけだ・野村俊治さん)
メガジップラインへのスタート地点までの区間に『ドラゴンライン(TPAモノレール)』が設置され、急勾配の移動がスムーズになりました。山の尾根に張られた全長約1kmのワイヤーケーブルで森の上空を飛び、鳥視点で壮大なスケール感を体感するプロブラム、メガジップラインで、最高地上高60m、所要時間約60分を堪能しよう。
4つのコースが楽しめるジャングルジム「アドベンチャーパーク」
樹上に広がる森のジャングルジム「アドベンチャーパーク」では4つのコースを用意。スリル満点なコースや木の上のハンモックやソファでのんびり過ごせるゾーンが満喫できる「ディスカバリーコース」。インストラクターと一緒に楽しむ「キッズコース」。クライミングで木登り、樹上からジャンプなど森をダイナミックに垂直移動する「ツリークライムコース」。
「ディスカバリーコース」と「キッズコース」の中間を想定して新設されたのが「ジュニアディスカバリーコース」です。「ディスカバリーコース」と同じ安全装備を着用・操作し、成長過程の子どもたちが本格的なアスレチックのエントリーコースとして挑戦できるようになっています。
大型遊具がある森の遊園地「コベンチャーパーク」
子どもから大人まで楽しめる森の中の遊園地として新たに誕生したのが、「コベンチャーパーク」。複合遊具や木製アスレチック、3種類のブランコなどあそび場のほか、休憩や食事、展望など多目的スペースとして利用できる「陽だまりの丘」も好評。また、2023年8月にはデンマーク製大型木製遊具「王家の山」もお目見え予定です。
「アウトドアエリア」は多彩な宿泊施設が点在
4種類の宿泊施設を構える「アウトドアエリア」に、新たな宿泊棟キャビン2棟がオープン。こちらは、ミニキッチン、シャワー、トイレを備え、6名まで宿泊可能です。
気分や同行者に合わせて選べる宿泊施設があるのも魅力の「ツリーピクニック アドベンチャー いけだ」。新設のキャビンほか、定員5名・ロフトタイプのログハウス、グループでワイワイ楽しめるビッグキャビンも好評。
また、樹間に浮かぶデッキ上に設置された樹上テントやテラスからの眺めの抜群のツリーハウスなど、ワクワクできる宿泊棟もあります。
BBQやカフェでご当地グルメを味わう
アクティビティで思いっきり遊んだあとはBBQでおなかを満たそう。各宿泊棟には、BBQやたき火が楽しめる宿泊者専用のフリースペースを完備しています。有料レンタルもあるので、手ぶらBBQもOK!
食材メニューも「プレミアご当地コース」や「池田の米粉ピザセット」、「骨付き福井県産ポークステーキ」などバラエティ豊か。屋根付きなので雨が降っても安心です。
日中は、センターハウス内の「カフェ ピクニック!」で、池田町産の食材を使った「ピクニックサンド」なども味わえます。
取材協力/まちUPいけだ
<取材・文>寺川尚美