巨大な提灯や花火が見どころ。みよし市「夏の三大まつり」で夏を満喫

愛知県みよし市の風物詩「夏の三大まつり」。「三好池まつり」、「三好いいじゃんまつり」、「三好大提灯まつり」が4年ぶりに通常開催されます。夜空に浮かびあがる大提灯や観光客も参加できる踊りのパフォーマンスなど、三大まつりの魅力をご紹介!

「夏の三大まつり」が4年ぶりに通常開催

三好大提灯まつり
大提灯が迫力満点の「三好大提灯まつり」

 愛知県のほぼ中央、西三河地域の北西部に位置し、豊田市・日進市・刈谷市、愛知郡東郷町に接するみよし市。恵まれた立地条件をいかし、名古屋市や豊田市のベットタウンとして住宅開発が進む一方で、市北西部には山林地域、南部には農村地域と豊かな自然が残り、産業・自然・文化など調和のとれた、住環境に恵まれた街です。

 そんなみよし市の夏のイベントが「三好池まつり」、「三好いいじゃんまつり」、「三好大提灯まつり」の3つの夏祭り「みよし夏の三大まつり」。2023年は4年ぶりに通常開催され、例年以上に期待が高まっています。

水面を彩る花火。8月5日は「三好池まつり」

三好池まつり
池の中央から打ち上げられる花火は幻想的

「401個の提灯がともされた7艘の提灯舟が三好池を巡り、池の中央で色とりどりの花火が打ち上げられる『三好池まつり』は、木曽の水に感謝して行われる祭り。水面には大きな半円の光を吹き上げる水中スターマインや色とりどりの花火が、観客を幻想的な世界に誘います」(みよし市 市民経済部 産業振興課・眞下大輝さん)

 2023年の開催は8月5日(土)18時40分から20時30分、会場は三好公園内三好池にて。提灯の温かい光と、夜空と水面を彩る華やかな花火に魅了されて。

みんなで一緒に踊って楽しむ「三好いいじゃんまつり」

三好いいじゃんまつり
様々な衣装を身のまとった踊り手のパフォーマンスは必見

「三好大提灯まつりと併せて開催される楽しく元気なイベント『三好いいじゃんまつり』。オリジナルまつりソング『じゃんだらりん』と『JUDT ROLLIN』の楽曲に合わせ、約1500人の踊り手が、個性豊かな衣装、気合の入った踊りとパフォーマンスで踊り回ります。このお祭りで、みよしの夏は一気にクライマックスへ!」(眞下さん)

 8月19日(土)17時から21時まで三好稲荷閣周辺道路にて。「踊りおもしろコンテスト」も見どころです。観光客も、地元の踊り手とともに夏踊りを楽しみましょう。

世界最大級の提灯の「大提灯まつり」で盛り上がる

大提灯まつり
世界最大級の吊り下げ提灯も見られる
大提灯まつり
子ばやしなどのイベントや露店も楽しめる

 8月19日(土)、20日(日)に三好稲荷閣で開催されるのが、「三好大提灯まつり」。

「高さ約11mの3つの大提灯が夜空に浮かぶさまは、まさに圧巻。三好稲荷閣境内では、棒の手の奉納があり、多くの露店が出店します。本祭りのラストには花火の打ち上げもあり、大勢の家族連れでにぎわいます。境内に掲げられる大提灯は、世界最大級の大きさを誇り迫力満点です」(眞下さん)

 名古屋市営地下鉄鶴舞線と連結し、名古屋市中心部へと繋がっているみよし市。アクセスは、電車利用の場合は、名鉄豊田線三好ヶ丘駅または黒笹駅で下車。車移動の場合は、東名高速道路「東名三好インターチェンジ」を降りて市内へ。

取材協力/みよし市 市民経済部 産業振興課

<取材・文>寺川尚美