岡山県で「森の芸術祭」開催。全国で楽しめるブドウのサラダフェアも

2024年秋、岡山県北部で国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が開催されます。温暖な気候や水、森林などの自然資源、大和・出雲間をつなぐ出雲街道や城下町、宿場町といった歴史文化が豊富な岡山県。豊かな風土を生かしたアートの祭典が始まります。

国内外のアーティストが集結。地域の魅力をアートで伝える

森を背景に川沿いに立つ女性

 雄大な自然と歴史ある街並みが残る岡山県北部を舞台に「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が開催中。ここでは、国内外問わずアーティストや音楽家、ダンサー、デザイナー、シェフなど幅広い分野で活躍するクリエイターが集まり、非日常を体験できるアート作品の展示やイベントを開催。

 自然のもたらす恵みについて、地域の人々とともにアートで多様な価値観を表現し、岡山県の魅力を浮かび上がらせます。その一環として、岡山の食や景色、歴史文化を楽しむ、「おかやまハレいろキャンペーン」がスタート。

ブドウを使ったフレッシュサラダを全国で楽しめる

フルーツを使ったサラダが二つ机にのっている

「おかやまハレいろキャンペーン」では、季節ごとのおいしさを大切にしているサラダボウル専門店、With Greenとコラボ。9月~10月の2か月間、岡山のブドウを使ったサラダボウルが全国の30店舗で販売されます。
 さわやかな甘味と酸味がつまったシャインマスカット・ピオーネとはちみつを加えた濃厚なクリームチーズの組み合わせは、相性抜群。豊かな香りのバルサミコ酢のドレッシングでいただけます。

 さらに、岡山県出身のWith Green創業者とともに、岡山県内を巡るバスツアーも開催。岡山県内の特産品である黄ニラの農園見学・収穫体験やブドウ狩り体験、自然派レストランでの新鮮な野菜のオリジナルランチなど、岡山の「農」と「食」を学び、体感できるツアーです。

サラダに使われるのは、岡山県名物の旬のブドウ

農園でぶどうを収穫する男性

 サラダボウルに使われているフレッシュな岡山県産のブドウ。岡山県はブドウの生産が盛んで、全国の1位の生産量を誇るピオーネを筆頭に130年の栽培歴をもつマスカット・オブ・アレキサンドリア、種なしで皮ごと食べられるシャインマスカットなど、多種多様なブドウがつくられています。

 生産が盛んな理由は、晴れの国といわれる岡山の温暖な気候風土と豊かな水、そして明治時代から続く生産者のたゆまぬ努力。今回のコラボサラダボウルには、そんな岡山ブランドのブドウがたっぷりと使われています。

マステの限定ショップやライトアップ、観光列車も

山のなかを走る観光列車SAKU美SAKU楽

 おかやまハレいろキャンペーンでは、ほかにも岡山のアート、食、歴史文化などに関連した催しが開催されています。津山市で行われるマスキングテープのメーカー、mtの限定ショップや、岡山後楽園・岡山城でのライトアップ、また、ユネスコ無形文化遺産に登録された笠岡諸島白石島の盆踊りを体験するツアーなど、盛りだくさん。

 また、週末限定の観光列車「SAKU美SAKU楽」をはじめ、普段は山口県を走る観光列車「〇〇のはなし」や瀬戸内海沿いを走る「ラ・マル やまなみ」が岡山のまちを盛り上げるべく、期間限定で岡山県北部地域を走ります。

 森の芸術祭 晴れの国・岡山は11月24日(日)まで、おかやまハレいろキャンペーンは11月30日(土)まで開催。

 森の芸術祭とおかやまハレいろキャンペーンは紹介した以外にもさまざまなイベントを行っています。今年の行楽シーズンは、アートを通じた岡山の食や自然で心も体もハレバレな旅に行ってみてはいかがでしょうか。

<文/カラふる編集部>