―[地方創生女子アナ47ご当地リポート/第17回:大畠なつき(山口県)]―
全国47都道府県で活躍する女子アナたちがご当地の特産品、グルメ、観光、文化などさまざまな角度から地方の魅力をお届け。今回は女子アナ47メンバーで茨城県出身、茨城県那珂市観光宣伝部長の大畠なつきアナがレポート。茨城県北にある往復2、3時間程度のハイキングコース「熊の山」を紹介します!
初心者でも安心して楽しめる「熊の山」
今年はコロナ渦で、長期休みもなかなか遠出はできません。しかし、巣ごもりばかりでは心身ともにフラストレーションがたまってしまうし、外に出かけても密を避けながら楽しみを見つけなければなりません。だけど、そんな新しい生活様式の中でも、ハイキングなら密にならずにリフレッシュ可能です。
茨城県には整備されたハイキングコースがたくさんあって、高齢の方からファミリー向けまで人気のコースがあります。その中で、今回紹介するのは熊の山。茨城県奥久慈エリアの手前、久慈川の東側に位置する山です。
標高は300mとそんなに高くはなく、所要時間は往復2、3時間程度。午前中のうちに登って帰ってくることも可能です。ハイキングコースも、草木が生い茂る岩だらけの道ではなく、整備された道が多く、初心者でも安心して歩くことができます。
JRの駅を基点に3時間で歩けるハイキングコース
熊の山の最寄り駅はJR水郡線の下小川駅。駅前に熊の山と盛金富士のハイキングコースマップがあります。
さて、国道を横断して、のどかな農道を進みながら熊の山へ。ここが意外と急な坂道でしたが、山中に入ると、農道より2、3℃ほど体感温度を低く感じ、清々しい新鮮な空気で森林浴が楽しめました。とはいえ、片道1時間以上かかるコースなので、途中休憩をはさみながら山頂を目指します。休憩ポイントからの眺めも最高です!
登山道でマムシグサにも遭遇
登山中、参道で不思議な花に出会いました。その名も「マムシグサ」。咲く花が、マムシのように見えることからこの名前がついたようです。道中、たくさん咲いていたので、「なんだろう?」とつぶやいていたところ、すれ違った登山者に教えてもらいました。このような交流ができるのも、登山のだいご味ですね。
※マムシグサは毒性を持つので、取り扱いには注意が必要です。
急な階段を登ると、気持ちのいい山頂に到着
きれいな景色を見ながら汗を流し、やっと山頂手前までやってきました。すると最後の関門が待ち受けます。長くて急な階段です。しかし、これを登らないと山頂からの景色を拝めません!
がんばろうポーズで登ります! この階段が一番きつかったかもしれません。そして、やっとゴール! 山頂へ! まず、空気がおいしい。景色がきれい。感動です。
足が慣れてきたからなのか、帰りは行きよりも早く下山。登山好きには、少し物足りないかもしれませんが、初心者同様の私は普段やらない全身運動がしっかりでき、また気分転換もできてとても登りやすい山でした。
このコロナ渦の中、無心できれいな景色を歩く短時間のハイキングは、とてもリフレッシュできました。久しぶりの登山ということもあり、翌日は全身筋肉痛になりましたが、みなさんも素敵なハイキングコースにトライしてみてはいかがでしょうか。
<熊の山へのアクセス方法>
車なら常磐道那珂ICから約50分。電車はJR水郡線下小川駅下車。
駐車場はJR水郡線下小川駅を利用、料金は無料で20台程度駐車可能。駅併設のトイレが利用可。
<取材・文・撮影/大畠なつき(地方創生女子アナ47)>
―[地方創生女子アナ47ご当地リポート/第17回:大畠なつき(茨城県)]―
大畠なつきアナ
ラジオパーソナリティ。地元茨城県那珂市の観光宣伝部長も務める。元SMAP中居正広さんの番組では高得点を獲得するとPRが出来るというコーナーで歌唱を披露し、見事高得点獲得。観光PRタイムで得る。茨城放送では、日本チャンピオンで海外でも活躍するプロバイクライダーとWパーソナリティーを務める自分の番組を持つ(’20.10月〜)。学生時代の歌手活動を活かし歌える司会者として活動。イベントMC、式典司会、運動会MC としても活躍中
地方創生女子アナ47
47都道府県の地方局出身女子アナウンサーの団体。現在100名以上が登録し、女子アナの特徴を生かした取材力と、個性あふれるさまざまな角度から地方の魅力を全国にPRしている。地方創生女子アナ47公式サイト