雑誌『ESSE』読者が選ぶ「ふるさとグランプリ2022」で、菓子・果物部門金賞1位に輝いたのは、地元産の赤シソとチーズを活用した北海道白糠町のプリン2種。同じく同部門各賞に選出された、おいしい返礼品とともにご紹介します!
地元素材でプリンをきわめた逸品に感嘆の声!
プリン2種をセットにした白糠町の「ぷりんのこころ 2種類×3組」。なめらかな濃厚プリンに赤シソのジュレをのせた「紫蘇プリン」に、「シソがプリンに合うなんて」「めちゃめちゃおいしい」と驚きの声。ミルキーな塩といわれる「リコッタサラータ」をトッピングした「チーズソルトプリン」には、「感激のおいしさ」と、あっという間にみんな完食。審査会場から「白糠、すごい!」と絶賛の声も上がるほど。寄付金の使い道を寄付者全員に報告し、つながりを大切にするきめ細かな対応も高評価でした。
金賞2位は有田焼とのコラボが大好評
こだわりのクリームチーズと卵をたっぷり使用。それ以外の詳細レシピは門外不出という佐賀県有田町の「有田焼チーズケーキ(S)2個 市松桜 柄」。職人がたったひとりで手がけると聞き、「口に入れるとふわっと、とろけて美味」「ふわふわの秘密が知りたい」と話題に。さらに注目を集めたのが器! 「有田焼に入っている!」「家族の人数分そろえたくなる」と、地場産業の連携を高く評価。寄付金でweb有田陶器市を開催し、コロナ禍の陶磁器産業を支援する活動に激励の声も。
甘えびを丸ごと焼き上げた手づくりせんべいも金賞に
金賞3位は、福井県坂井市の「家庭用 極上甘えび姿そのまま焼&越前甘えびから揚げせんべいセット」。お刺身用の新鮮な甘えびを丸ごと1匹、ぜいたくに焼き上げた「姿そのまま焼き」と塩味だけのシンプルな味つけで素材のうま味を生かした「から揚げせんべい」に、「サクサクした食感」「一枚一枚手焼きしているのがすごい」「1日100袋限定とは!」と、貴重なおいしさに感動の声多数。環境教育の実施に寄付金が使われていることも、共感を呼びました。
銀賞は、フードロス削減にも貢献する野菜と果物のジェラート
静岡県藤枝市の「藤枝産野菜と果物のジェラート3種」は、地元農家がつくるブルーベリーや和紅茶、トマトを使用したジェラートのセット。「素材の味がしっかり感じられる」「甘さすっきりで食べやすい」「カラフルできれい」と、その味と見た目に納得。さらに、ジェラートづくりがフードロス削減にも貢献していると聞き、「好感がもてる」の声も。寄付金が子どものタブレット配布に使われていることも「具体的でいい」と好評でした。
乃し梅とチョコレート。意外な組み合わせが大好評
地元の老舗『乃し梅本舗 佐藤屋』の銘菓「乃し梅」とチョコレートを組み合わせた、山形県山形市のネオ和菓子「梅と和チョコレートのマリアージュ『たまゆら』12個入り」も銀賞獲得。「今まで食べたことのない組み合わせ」「チョコに酸味のアクセントが美味」「とても上品な味。乃し梅がチョコレートと合うなんて!」と、意外なコラボに驚く人が続出。子育て支援やサイクリング、ウォーキングロード整備など、「寄付金の使い道が詳細に報告されているのがいい」の声も。
老舗職人が手焼きするミニサイズのどら焼きも銀賞獲得
熊本県八代市の「銅鑼焼(黒川製菓)約35g×20個入り」は、創業150年の老舗店の職人が手焼きした皮に、甘さ控えめのあんをはさんだ小ぶりなどら焼き。「何個でも食べられそうなサイズ感」「ふわふわの生地と上品な甘さのあんが絶品」「しっとりしてるのに、ふんわり食感が面白い」と大好評でした。寄付金がパソコン教育推進事業や中学校のデジタル教科書発行などに使われていることも好印象。
別海町のバターを使った人気スイーツも話題に
さらにもう1品、菓子・果物部門銀賞となったのが、北海道別海町の「タルト・フリュイ・アソートS秋冬」。生乳生産量日本一の別海町のバターを使用した人気スイーツ店『アンリ・シャルパンティエ』の極上スイーツに、「バターたっぷりでぜいたくな味」「バターがとてもコク深くておいしい」「北海道産のバターを使ってほしい! という強い思いを感じました」の声が。地元高校酪農経営科への支援に寄付金が使われていることへの応援メッセージも多数ありました。
生活情報誌『ESSE』の読者インフルエンサーが、ふるさと納税返礼品を試食。そのこだわりや寄付金の使い道などを審査。
審査会場は、明治18年創業の老舗『料亭 大宮 一の家』。全国各地から届いた自慢の返礼品を、懐石料理風に提供してくれました。
取材・文/カラふる編集部 撮影/山川修一、星 亘