生活情報誌『ESSE』の読者が選ぶ「ふるさとグランプリ2024」で銘品部門1位となったのは、山形県西川町のおせち。同部門の各賞に選出された注目の返礼品とともに、ご紹介します!
山形県西川町の山菜料亭が手がけるおせち料理
「新春2025年特製おせち 山菜料理専門料亭「玉貴」三段重(2~3人前)」は雄大な月山を望む西川町の山菜料亭が手がけるおせち。町の魅力をつめ込んだ全33品はとても華やかで、月山タケノコ、アケビ、トビタケ…とふんだんな山の幸に「どのお重も美しい」「新年のお祝いにぴったり」と見とれる人が続出。「芋煮がついているのも山形ならではでいい」「山菜がおもてなし料理という文化を感じられた」と地域らしさが楽しめる点や、寄付金が人口減少のストップのために使われること、若女将の丁寧なプレゼンも好評価を得て、見事金賞を受賞しました。
素材のおいしさでほっこりする米とみそ
銀賞は熊本県八代市の山間部で丹精込めてつくられる「米・味噌のセット」。シンプルながらに素材のよさを実感できる塩むすびとみそ汁で試食し、「どちらもしっかり甘味があっておいしい」「大切に育てられたのが伝わる」とみなさんほっこりしていました。「水害からの復興をがんばってほしい」「農作を守る寄付金の使い道がいい」とのコメントも寄せられており、寄付金が応援につながっていることを感じられる返礼品。
あごだしでつるっと。島に自生するツバキ油を使用した手延べうどん
長崎県五島市の返礼品はそれぞれ食感が違う手延べうどん(250g1種、300g2種)とスープがセットの「あごだしで!五島うどん 食べ比べ(3種)」。「細くてなめらか なのにコシがあってもちもち」「スープのあごだしが濃くて上品」など味の評価のほか、地元産のツバキの油や美しい海の天然塩を使う製法に「土地の魅力を感じた」との声も。寄付金によるスマート巡回診療の推進にも多くの関心が寄せられ、同じく銀賞を獲得しました。
生活情報誌『ESSE』の読者インフルエンサーが見て、聞いて、試して、さまざまな角度からふるさと納税返礼品を徹底チェック。生産者のこだわりや自治体の魅力、寄付金の使い道などを審査する「ESSEふるさとグランプリ2024」。
審査会場は、明治18(1885)年創業の老舗『料亭 大宮 一の家』。全国各地から届いた自慢の返礼品を、懐石料理風に提供してくれました。
取材・文/カラふる編集部 撮影/林 紘輝、星 亘