日本三大芋煮まつり。山形県、島根県、愛媛県の絶品芋煮が集まった

 11月17日(日)、東京都文京区にて「日本三大芋煮まつり」が開催され、山形・島根・愛媛の芋煮が大集合しました。このイベントスタッフで愛媛県を中心にテレビ・ラジオ番組のパーソナリティーとして活躍中のやのひろみさんに、イベント当日の様子を紹介してもらいます。

芋煮が名物の3市町が協力し芋煮と町の良さをPR

 このイベントは日本三大芋煮連絡協議会主催、文京区共催で実施しており文京区での開催は今年で2回目となります。「日本三大芋煮」とは、山形県中山町・島根県津和野町・愛媛県大洲市の伝統料理、芋煮・いもたきのことです。

 各市町で「芋煮サミット」を実施しながら交流をしていましたが、3年前から「東京の人たちに芋煮の違いや美味しさ、町の魅力を発信していこう!」と東京都でイベントを実施しています。

芋煮は文京区の学校給食にも採用されました

津和野町長も割烹着をきておもてなし
津和野町長も割烹着をきておもてなし

 今年は文京区立の学校給食で、日本三大芋煮連絡協議会がつくった「芋煮」をメニューにしていただきました。食育の一環として協議会メンバーが割烹着姿(協議会の制服です)で小学校を訪れ、芋煮給食を食べながら各市町の歴史や文化、里芋の美味しさを伝えるといった活動もしつつ、今年も「日本三大芋煮まつり」を開催。

芋煮を食べながら学ぶ小学生たち
芋煮を食べながら学ぶ小学生たち

 イベント当日は見事な秋晴れ。山形・島根・愛媛から上京して来た、田舎のおいちゃんおばちゃんが割烹着姿に身を包んでスタンバイ。今回は三市町の芋煮の食べ比べもできるということで、合計1500食(一食200円で販売)を求めて開始1時間前から会場には行列ができていました。

 当日、提供された芋煮がこちらです。

3種類の芋煮
3種類の芋煮

芋煮会発祥の地・山形県中山町で生まれた、タラの干物の出汁がしみわたるリッチなしょうゆ味の芋棒煮

中山町の芋煮
中山町の芋煮

山陰の小京都とよばれる津和野町の炙り小鯛を使ったすまし仕立ての芋煮

津和野町の芋煮
津和野町の芋煮

愛媛県大洲市で300年続く、しいたけととり肉の甘い出汁が特徴のいもたき

大洲市の芋煮
大洲市の芋煮

同じ芋煮とあなどることなかれ、見ためも味わいも異なります。そしてどれも美味です!