パン好き必携の資格として注目を集めている「パンシェルジュ検定」。合格するとパンシェルジュとしてパンにまつわる仕事にいかせたり、特別なイベントや体験会への参加もできます。今回は⾦沢の有名フランス料理店のシェフとパンシェルジュが共同開発したぜいたく食パンをご紹介。開発プロジェクトに参加したパンシェルジュ・azusa cozaruさんに開発秘話とおいしい食べ方をうかがいました。
石川県のおいしさを香りで表現したパン
パンシェルジュ検定合格者である10名のパンのプロと、石川県金沢市の有名フランス料理店LA PREEMINENCE(プレミナンス)のオーナー川本紀男シェフと、石川テレビ放送の吉田アナウンサーが「石川県のおいしいがつまったパン」をつくろうとプロジェクトを立ち上げ、香りをいかした食パン『⽯川県の⾹りを愉しむ贅沢⾷パンセット』を開発しました。
海、山ともに食材が豊富な石川県で、川本シェフが選んだのは加賀産の棒茶と、金沢産の金沢湯桶柚子。どちらも香りが強いことが特徴ですが、製パンされたときに本来の香りや味が伝わるか、また小麦の香りに負けないかなど、試作を何度も重ねたそうです。
「加賀産の香り高い棒茶の茶葉の粉末と、無添加で加工された金沢湯涌柚子のピールを使用しています。棒茶は口の中で違和感なく、それでいて香りが損なわれないように川本シェフがお店でひいてくれて、ユズピールも食べたときの食感を考えた細かさに川本シェフが刻んでくれました。それらを生地に練り込んでいます」とパンシェルジュ・azusa cozaruさん。
とくに、棒茶食パンの香りの開発には試行錯誤したそう。香りを高めるために茶葉の量を増やしても、苦味が増したり食感が変わってきたり…。
「リキッドを使うなどアイデアはいろいろ出ましたが、どれも一長一短で会議でも意見が分かれました。最終的に茶葉の粉末を粗めにしつつ油脂の量も調整したところ、意外にも茶葉が生地となじんで香りもしっかり感じられて。試してみないと分からないパンの奥深さをあらためて感じました!」
完成するまで苦労はしましたが、4回も試食ができたのでパン好きとしてはたまらなくぜいたくな会議だったそうです。
厚さ3.26cmのぜいたくな厚切りがおすすめ
最初に試作したのはどちらもチョコレートが入った甘いパンでしたが、「1⽄サイズの⾷パン2種をセットで販売するなら、異なる楽しみ⽅にしたほうがお得感があって喜ばれるのでは」という、開発メンバーからの意⾒が。それをきっかけに、⾷事に合うパンとデザートパンという、異なる⾷事シーンに向けた食パンとなりました。
なにもつけずに食べると、風味はそれぞれ異なりますが、生地の食感はどちらもふんわりしています。
「パッケージの帯に、なんと目盛りがついているのです! ぜひ測って3.26cmの厚切りにしてぜいたくにいただいてください。棒茶食パンはトースターで2分程度、柚子食パンは電子レンジで30秒程度温めるのがおすすめです。トーストすると外はカリッと中はふんわりして棒茶の香りがより香ばしく引き立ちます。柚子食パンにはホワイトチョコレートが入っているので、少し温めるだけで甘さが増して耳までふんわりした食感になります」
食事とスイーツ。異なるおいしさを楽しむ
⾹り⾼い加賀産の棒茶の茶葉を使⽤した「⽯川棒茶の⾷パン」は食事パンとしておすすめ。ひと⼝⾷べるとあっさりとした味わいのなかに、かぐわしい棒茶の味と⾹りが⼝いっぱいに広がります。
「棒茶食パンのおすすめアレンジは『卵サンド』です。たっぷり挟んでかぶりつくと棒茶の香りがふわっと鼻から抜けてマヨネーズとの相性抜群! 卵サラダのコクもアップしてとってもおいしいです」
一方、「⾦沢湯涌柚⼦とホワイトチョコレートの⾷パン」は、絶妙な⽢さとユズのさわやかさがベストバランスのデザートパン。金沢の農家から仕入れた⾦沢湯涌柚⼦のピールをたっぷりと使⽤し、ほのかな酸味と苦味が、⽣地の⽢さを引き⽴てています。
「柚子食パンのおすすめアレンジは、温めて熱々ふわふわなところに冷たいアイスを添えて食べるのも最高ですし、白あんとケシの実を合わせるはイチオシです。柚子あんぱんのようにグッと和テイストになりケシの実のアクセントが高ポイント!緑茶と一緒に食べたくなります」
パンのプロと有名シェフたちの確かな味覚で開発された食パン。おうちでぜいたくな気分を味わうにはぴったりです。2つのおいしさが味わえる『⽯川県の⾹りを愉しむ贅沢⾷パンセット』は通販限定商品なので、届く日が楽しみになりますよ。
⽯川県の⾹りを愉しむ贅沢⾷パンセット
セット内容 :⽯川棒茶の⾷パン 1⽄、金沢湯涌柚⼦とホワイトチョコレートの⾷パン 1⽄
セット価格 :3,480円(税込・送料込み)
販売期間:2022年4⽉13⽇(⽔)~5⽉31⽇(⽕)予定
※購入はオンラインのみ。詳細は「石川県の香りを愉しむ贅沢食パン」特設サイトへ
協力/パンシェルジュ検定運営事務局、azusa cozaruさん(パンシェルジュ1級)
<取材・文/カラふる編集部>