都内約80店舗を展開するアンテナショップ。今回は、「銀座熊本館 」に並ぶ熊本県産商品に注目。2022年4月から2023年3月までの「総合売上額」「冷凍&チルド商品 個数売上の販売個数」の各トップ3と、「ショップスタッフさんおすすめ商品」ベスト3を一挙にご紹介します。
特産品や球磨焼酎が楽しめる「銀座熊本館」
1階は熊本の特産品約1500点を販売する「くまもとプラザ」。銘菓「陣太鼓」やふりかけ「御飯の友」などのロングセラー商品をはじめ、季節限定商品や新商品も並びます。2階の「ASOBI・Bar」で人気なのは、26種類をそろえる焼酎ブランド「球磨焼酎」。全種類コンプリートすると「馬刺しの盛り合わせ」をサービスする「26蔵チャレンジカード」も配布中。球磨焼酎の飲み比べを楽しんでみては?
県民のソウルフードが首位。総合売上額トップ3
1位 肥後屋「いきなり団子」 1個・162円(税込)
2位 スイス洋菓子店「リキュールマロン(冷凍)」 1個・419円(税込)
3位 塩山食品「南関あげ」 3枚入・211円(税込)
1位は、輪切りにした九州産のサツマイモの間に小豆あんを挟み、小麦粉生地で包んで蒸した郷土菓子「いきなり団子」。上品なあん、ホクホクのイモ、ほんのり塩味のモチモチ生地のバランスが抜群。電子レンジで1分半ほど温めて味わうとよりおいしくいただけます。熊本名物の揚げ豆腐「南関あげ」が3位に。ふんわり、もちもちの揚げは、だしや水分が染みやすく、味噌汁や煮物料理にぴったり。常温で約3か月保存が可能です。
手土産にも喜ばれる、冷凍&チルド商品 個数売上トップ3
1位 スイス洋菓子店「リキュールマロン(冷凍)」 1個・419円(税込)
2位 ふくとく「からし蓮根(冷蔵)」 1袋・1080円(税込)
3位 栗山屋「馬刺し(赤身・冷凍)」 100g・1632円(税込)
熊本県人ならだれもが知る緑色の銀紙に包まれたケーキ「リキュールマロン」が1位に。生地には、たっぷりのリキュールシロップを浸み込ませ、熊本県産の渋皮栗を入れたバタークリームをサンドしています。2位は、鼻に抜けるからしの辛みと、レンコンのシャキッとした食感がクセになる「からし蓮根」。毎朝、工場で揚げた商品が店頭に並びます。馬肉の生産量・消費量ともに全国1位の熊本県。3位には、馬刺し専門店「栗山屋」の「馬刺し(赤身)」がランクイン。新鮮でヘルシーな馬刺しは必食です。
スタッフが自信をもっておすすめするベスト3
1位 おにさか「冷凍ちくわサラダ」 5個・951円(税込)
2位 西日本食品工業「はるさめスープ太平燕」 112g・700円(税込)
3位 熊本県海水養殖漁業協同組合「天草ぶり 漁師の兜煮」 280g・864円(税込)
1位は、ちくわにポテトサラダを詰めて天ぷらにした「冷凍ちくわサラダ」。「熊本では『からし蓮根』と並んで人気のソウルフードです。おかずはもちろん、お弁当やお酒のつまみにも喜ばれています」(ショップスタッフ・小野裕佳さん)。熊本県民に愛される中華風春雨スープ「太平燕(たいぴーえん)」。2位の「はるさめスープ太平燕」は、熊本の乾燥野菜を使用。国産はるさめ特有のもちもちとした食感や、天草の塩を使った特製スープの味が楽しめます。3位は、熊本の養殖魚「天草ぶり」の兜を、あごだしで和風に仕上げた「天草ぶり 漁師の兜煮」。身が引き締まり、ほどよく脂がのった本場の味が堪能できます。
<取材・文>寺川尚美