東京・銀座にある「ひろしまブランドショップ TAU」では、2025年3月まで「ひろしま かき祭り in TAU」を開催。TAU内の各飲食店でカキを使ったメニューが味わえるほか、期間限定でオイスターバーも登場します。
新鮮な生ガキとお酒のペアリングを楽しむ
全国シェアの6割以上を占め、カキの生産量日本一を誇る広島県。TAUスタッフの山口亮さんによると、中国⼭地からの豊富な栄養分が河川によって瀬戸内海に運び込まれ、カキのエサとなるプランクトンがよく育つため、高品質のカキがたくさんとれるのだそう。
「広島県産のカキは味わいが濃厚で、加熱調理をしても縮みにくいという特長があります」(山口さん)。広島でおもに生産されているマガキは毎年10月~3月頃に水揚げされ、冬場に旬を迎えます。
そんな食べ頃のカキを堪能できるのが、TAU内「ひろしまCAFE」で1月10日から1月中の金・土・日・祝日限定で行われる「オイスターバー」。広島から届いたばかりの新鮮な生ガキが登場します。
ラインナップは、プリプリの身としっかりした貝柱の甘さが特徴の「惑香(まどか)」、瀬戸内海の離島、大崎上島の塩田跡の池で養殖された、味わいまろやかな「塩田熟成牡蠣」、身が大ぶりで味のバランスがよい「かきむすめ」の3種。それぞれによく合う、広島県産の日本酒やワインとのペアリングも楽しめます。
リゾットやバター焼き、みそ鍋でカキを堪能
さらに、TAU内の3つのレストランでも、広島県産カキを使ったメニューを展開中。カキの濃厚なうま味と、チーズ香るクリームソースが相性抜群の「広島牡蠣のクリームリゾット」、プリプリのカキがまとったバターの風味が香ばしい「広島牡蠣のバター焼き」、まろやかな甘味が特徴の広島県産新庄みそをベースにした「広島牡蠣味噌鍋」。どのメニューも、カキのおいしさが引き立つ逸品です。
1階の物販コーナーでは、カキ商品やカキに合うお酒も多数販売しており、自宅でも広島のカキが楽しめます。銀座で新鮮な広島のカキが味わえるこの機会に、ぜひ足を運んでみて。
<取材・文/カラふる編集部>